2024年12月26日木曜日

『日本語と漢字』(今野真二)読みました。


文章をチェックしてもらったとき、
よく注意されるのが表記のぶれです。

「〜その一つがこれです」
みたいなカッコつけた言い回しをして、
表現力がないもんだから、その何行か後に、
ついつい同じ言葉を使っちゃうんだけれど、
そのとき「そのひとつが」って書いてる。

そこで「一つ」と「ひとつ」の表記ぶれが
起きているのにも気づかずに、
これまた何行か後に(ひどいときには同じ行の中に)、
「1つ」なんて算用数字を持ってきたりする。
注意されるわけですわ。

でも、
昔のひらがなは、変体仮名とかいって
同じ「あ」でも何種もあり、
書く人の気分次第で使い分けていた
とかいう話を聞いたことがあり、
そんな世界にいたら、ぼくはもう、
ぶれぶれだな、と思ったりするんです。

で、この『日本語と漢字』。

そんな日本語のこと、よくわかりました。

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2024年12月24日火曜日

『狐花 葉不見冥府路行』(京極夏彦)読みました。


印刷物のデータをつくるとき
インデザインという紙面レイアウト用のソフトに
テキストも直接入力しています。
(今回も最初はそれで打ち込み、
 ここにはコピペで持ってきてます)

文章は、ワープロとかテキストエディタを
使って書くのが一般的なんでしょうが、
慣れってのは恐ろしいもんで、
ほかのを使うとまったく進まず
1文字も頭に浮かんでこなかったりするもので。

ほんで、そのインデザインで最近、
新しい機能を見つけて
ちょこちょこ使うようになったのがあるんです。

写真を貼り付けたり罫線引いたり
図をつくったりとかのレイアウト作業をするとき便利な、
巻き戻し的ツール。

「ヒストリー」って名前のついた小さなウィンドウに、
リアルタイムでそんときやった作業が追加されていって、
リストになってる。
何工程も前にやったのからずーっと載っていて、
過去にやった作業名をクリックすれば、
その状態まで戻ってくれる。

直前の処理をなかったことにする
アンドゥって機能の強化版みたいな感じですね。

でも、それはレイアウト作業のときは便利なんですが、
こうやって文章書いているときだと、
あまり役立てられないと思いした。

今その作業名のリスト見たら
「タイピング」と「削除」しかないんですもの。

 で、この『狐花 葉不見冥府路行』。

作者の京極夏彦さんもレイアウトソフトに
直接小説を書いていると聞きました。
わー同じだと思って、余計に面白かったです。

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2024年12月19日木曜日

『エイレングラフ弁護士の事件簿』(ローレンス・ブロック)読みました。


あれって
生放送だった気がする「8時だョ!全員集合」を、
絶対にリアルタイムでは観ていない
小学生くらいの子どもが、
荒井注さんが出てた頃から「ダメだこりゃ」まで
解説して、髭ダンスが面白いだの
「ちょっとだけよ」は最高などとおっしゃるのを
最近のどっかのバラエティ番組で見かけました。

それけじゃなく、
美空ひばりさんがどうだとか、
V9時代の巨人は強かったとか、
なんでそんなこと知ってんねん、見たんかい。
見たんでしょうね。

スマホ画面を眺める時間が
1日平均10分程度のぼくは、
ネットに流れる映像のことはほとんど知りません。

きっと、ユーチューブとかって、
昔のこと知りたい子どもにとって便利なんだろうな。
そんで彼らはその映像がリアルタイムで流れてた時代が
うらやましいんだろうな。

で、この『エイレングラフ弁護士の事件簿』。

著者ローレンス・ブロックさんの本は
たいてい古本屋さんでしか売ってません。
その状況で出た新刊がこれ。
ブロック作品にのめり込んだのは最近で、
ぼくはリアルタイムのファンじゃないと、
ちとウジウジしてたんですが、
ぎりぎり新刊発行に間に合ったようです。

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2024年12月17日火曜日

『アスリートのメンタルは強いのか?』(荒井弘和 編)読みました。


いつも、
自分の好みに合うだろうと思われるものを
選んで読んでいるので、ときには趣を変えて、
新聞一面の下段で短冊状に並んでいる書籍広告の中から、
一番食指が動かない内容の本を
ピックアップしチャレンジしてみようかな、
って企みを持っていることは、
確かずっと前にここに書いたような気がします。

そのずっと前から今日まで
果たせていないイベントではあるのですが
1年に2、3回はそれを思い出して、
ポストに放り込まれた新聞を持ち
エレベーターに乗り込むとき、
あの上昇移動する個室の中で、
少し灰色っぽいざらざら紙の1面をざさっと眺め、
この書籍広告の中だったらどれかな、
と探したりもするけれど、結局はうやむやになって、
次の何カ月後かにまた同じことをしています。

それでも仕事で
「これを読んでおきなさい」的な指示が出たりすると、
おっ、そうだった、そうだったと
趣味以外の読書ができるのが嬉しくて、
面白くっても面白くなくても、
文章が洗練されてても雑でも、
どこかうきうきしながら、文字を追っています。

そんな機会は、仕事の指示以外にもときたまあります。

それは、誰かから本をもらうとき。
同業者の友だちから、
「こんな本をつくったので、暇があったら読んでみて。
 邪魔だったらブックオフに持って行ってもいいよ」
などとプレッシャーかけないような
気遣いの言葉と一緒に渡してくれるシチュエーション。

これって、
冒頭でいった企みを持ってるぼくにとっては、
渡りに船のウホウホなんです。

で、この『アスリートのメンタルは強いのか?』。

そんなふうにして、
取材に応えてもらった先生からもらい受け、
拝読させてもらった本でした。ウホウホでした。

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2024年12月12日木曜日

『本所おけら長屋(3)』(畠山健二)読みました。


1カ月間はランニングではなく歩きで
会社に通うようにしたと、前回いいました。

よくは知らないんですが、
一般的にウォーキングというと、
腕を振り走るような格好のままでの早歩き、
腰をねじるようなツイスト的仕草で
かなりのスピードを出す競歩、なんかを、
よくは知っていないぼくが一般的だと決めつけて、

そのうえで、
そっちをしながらの通勤は、
今回はやめようと思いました。

だって、身体の一部を切り刻んだあとの
養生のための1カ月なんだから、
運動になっちゃいかんかなと。

だからウォーキングではなく、散歩。
散歩といえば普通はどこ行くあてもなく
ふらつくものだろうから、
仕事場に行くのが目的の今回は
厳密にはその範疇ではないんでしょうけれど、
「ゆっくり歩く」は共通です。

さて、その1時間ほどの歩き通勤、
今日でもう1週間ほどになります。
最初の日のことを思い出すと、
10分ほどで嫌になった様子が浮かびます。

これまで走っていただけに身体は疲れはしないけど、
左右の足を交互に前に出す繰り返しに飽き、
景色も流れず、あーあ、なんだかなあ、と。

が、でも、しかし、今朝いつの間にか鼻歌歌いながら、
歩きを楽しんでいる自分がいたんです。

で、この『本所おけら長屋(3)』。

1巻目は歩きの最初の日に近かったけど、
3巻目まできたら、涙ぐしょぐしょにしながら
楽しんでる自分がいました。

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2024年12月6日金曜日

『消え失せた密画』(エーリヒ・ケストナー)読みました。


この前のサイボーク009のときに書いたように、
白内障の手術を受けて、見事視界はクリアになり、
初診のとき測った視力の0・3は、
裸眼で1・2までに回復(つーかサイボーク的に増強)して、
問題なく日々の生活を過ごせるようになりました。

いや、まったく問題なくってことじゃないかな。

もともとあった目ん玉の中の水晶体ってのが
濁ってしまったので、それを切り取って、
人造レンズを組み込むって処置をしたんだから、
たとえ手術自体は10分程度で終わったとしても、
身体の一部を刻まれたことには変わりなく、
その後の養生はきちんとしなくてはいけないそうで、
1カ月間は銭湯とかプールとかの
目を濡らしちゃう公共施設は使っちゃダメで、
同じように汗が流れるような運動も禁止なんだそう。

ということは、日課にしていたランニング通勤も、
その汗を流すために行っていたジムのプールも、
しばらくは我慢しなくちゃいけなくて、

まあそれはそれで、とってもくたびれる
ヘロヘロ走りをしなくていいのだから、
休める口実ができ嬉しくもあるような感じだけれど、
運動を再開したときに
身体がガコガコになってしまうのが怖いので、
とりあえず会社へは交通機関を使わず、
汗が出ないよう歩きで
1時間ほどかけて通勤するようにしてます。

で、この『消え失せた密画』。

本の内容にちっとも触れず恐縮ですが、
面白かったです。

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2024年12月4日水曜日

『サイボーグ009トリビュート』(石ノ森章太郎原作・辻真先ほか)読みました。


2、3年前だったか、友だちが
目の見え方が何ともおかしいので眼科を受診したら、
それは年をとると誰もがかかる白内障だと言われ、
手術を受けるかどうか迷っていると言ってました。

それを聞いて意識しちゃったからかもしれないけれど、
友だちと同じくらいのタイミングで
右目に違和感を覚えるようになり、

最初は古くなった透明クリアファイルを
かざして見ているような視界だったのが、
やがて、曇りガラス越しくらいの不純度になって、
さらにはレースのカーテンを引いた状態にまでなって、

やっぱそうかと観念して、
目医者さんに行って見てもらうと、
紛うことなき白内障と診断されました。

左目は何でもないけど、右目は視力検査で0・3。
通常ならそこにメガネレンズをあてがえば
1・2とかに矯正できるのに、
どんなに度数の高いやつをつけても0・3のまま。
これが白内障の症状です、と言われました。

ということで、近々免許の更新もあるので、
手術を受け、白く濁った目の水晶体を
透明なレンズに変えてもらいました。

で、この『サイボーグ009トリビュート』。

右目がバッチリ見えるようになったぼくも
人工の器具を埋め込んだサイボークなんでしょうね。

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