2026年4月28日火曜日

『町長選挙』(奥田英朗)読みました。


はるか昔の高校時代に所属していたバドミントン部では、
今でも年に1度OB会をやってます。
昼間に母校体育館で現役高校生と一緒に
ゲーム練習をしてシャトルを追っかけ、
夜は学校近くの居酒屋で飲み会。

夜の会だけでもだいたい20人ほどが集まります。

メンバーのほとんどとは普段の付き合いはなく、
七夕伝説のように年1だけ顔を合わせる集まりです。

キーホルダーに付けてるクマのマスコットを
箸で突き刺す仕草をしながら
「来年も来てくださいね。来なかったら、
 こいつがどうなっても知らないからね」
と脅迫する後輩もいるので、先日もその会に行ってきました。

継続的にずっと参加してて最近感じるのが、
やんちゃだなと思ってたやつほど、
普通の常識人になっていくってこと。
誰でも1年としをとるごとに大人になるのは当たり前。
だからきっと、ぼくが欠席したとしても、
あのクマちゃんは無傷のまま普通の常識に守られていくんだろうな。

で、この『町長選挙』。

主人公はだんだん大人になっていくような気がしました。

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2026年4月23日木曜日

『流血マルチバース』(五条紀夫)読みました。


パソコンで文章をつくるために使うツールは、
ワードとか一太郎とかのワープロソフトか、
テキストエディターと呼ばれるメモ帳や
テキストエディットなんかが普通でしょう。

でも、ぼくの場合はたいてい印刷用のデータをつくれる
レイアウトソフトで原稿を書いています。

本来は紙面のデザインをする人のためのツールだから、
そんな使い方は邪道なのでしょうが、
長いことそれでやってきたので慣れちゃった。

作業時の細かな操作にも、身体というか指の動きは、
慣れが染み込んでいます。
何も考えずにやっている慣れ慣れの動きといえば、
画面移動の操作。

ウィンドウ内の表示されている部分を移動したいとき、
スペースキーを押しつつマウスをドラッグする手順です。

これもう脊髄反射的にやってる。

なんですが、
実はそのスペース+ドラッグをするときは注意が必要です。

文字入力できるカーソル点滅状態のままでこれやってしまうと
スペースキーの入力が生きているので
文章の中に不要な空白が挿入されちゃう。

だからまず、文字入力可能な状態を解除
(文字入力以外のツールを選択)してから
移動操作に移らないとダメ。

ほんでね。最近、
このスペース+ドラッグのとき同時にオプションキーを押すと
入力解除しなくても表示移動できることを発見したんですわ。

そうすれば手順は1つ減る。
でも、まだ身体というか指は慣れずに、使いこなせてはいないんですけどね。

で、この『流血マルチバース』。

慣れずに使いこなせない状態…って感じの読後感でした。

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2026年4月21日火曜日

『猿』(京極夏彦)読みました。


1ページ目を開いて目を落としたときから
本を閉じる最後の瞬間まで、ずーっと
「わわわっ」って感じで、
絶え間なく面白く感じられる本なら何も申し分ない、
ってのは当たり前です。

でもそんなのはめったにあるもんじゃない。

記憶の中にも、それほど完璧な作品は見当たりません。
出だしはダルダルで、あくびを噛み殺しながら
何とか先に進んでいき、それでも中盤からぐーんと加速して、
やっほーとなる。のは結構あり、

そういうのは、読み始めの頃のことを
あまり覚えておけないポンコツ記憶力が自慢の
ぼくからすると、即、高評価に
カテゴライズされる物件です。

そのカテゴライズ作業が難航するのは、
ラストが「えっ何?そんで終わりなの」なお話です。

序盤・中盤・終盤が満足いく走りでも
ラストの末脚がどうなんでしょっていうやつ。

で、この『猿』。

星4つ(満点は5)の区域にカテゴライズしましたが、
作業は難航しました。

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2026年4月14日火曜日

『締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか』(安達未来)読みました。


引っかかりがありそうな話題を最初に持ってきて、
つらつらと何の実にもならない文章を並べ立て、
オチをつけたのか、
そんな手間は省いて、ネグレクトしちゃったのか、
ってところで、段落を変えて、
そんときの読了本のタイトルをペコペコ入力し、
もう1回段落変えて
「面白かった」くらい感想を述べる、
という流れを今回も、と考えたけれど、
なかなか最初の話題が浮かばずに、
とりあえず最後のタイトル以降の段落を仕上げたら、
そうだその創作過程を紹介しようとひらめいて、
カーソルを先頭に戻してここまで書いちゃいました。

で、この『締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか』。

きっとこの本の原稿も、
出版社の人とかが希望したスケジュールに遅れることなく、
それよりもだいぶ前に送稿されたんだろうな、
などと想像しながら最終ページを閉じました。

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2026年4月7日火曜日

『さよならジャバウォック』(伊坂幸太郎)読みました。


このセルに、
別のシートのAで指定した範囲の数字が入力されたら、
Bの中から該当するものを見つけ、
その3つ隣の列にある金額を、Cの値で割って集計する、

とかいうプログラムというか数式を、
あちこちに埋め込んでつくったエクセルファイルがあります。

通常は、その時々の数字を打ち込めば、
答えが示される欄を見るだけで事足りて、次の作業に進めます。

なんですが、そのファイルって、有効期限が1年で、
年が変わると埋め込みプログラム(つーか単なる数式。以下数式)
を調整しないといけないんです。

ところがどっこい、頭のつくりがポンコツなもんで、
自分でつくったファイルなのに、その修正作業を始めると、
どことどこが関連してるのか、使った関数にはどんな意味があるか、
直接は関係なさそうに見えるセルだけどそれに何の役割があるのか、
などのあれやこれやが、こんがらがってウギャーとなっちゃうんです。

1年に1度とはいわずに、もっと頻繁にこの作業があれば、
それなりに脳内情報整理はできるんでしょうが、
前回やり終えた時点からほぼ365日たっていると、
どうやったのかなんて記憶は、まるごとすっ飛んでる。

そんな仕事をこの前ふーふー言いながらこなしました。
ほんでわかったのは、数値の関連性だとか関数の意味だとか
の解明は放っておいても、ただ、年号が表示されているセルの
数字を打ち変える(2025→2026)だけで、
すべてが完了するってことでした。

そういえば、去年も同じことやったな。
あの時点で、1年後の現在にタイムスリップしてくれれば、
こんがらがってウギャーとはならなかったろうに。

で、この『さよならジャバウォック』。

そうか。量子力学ってタイムスリップと関係あるんだな。
なお、この作品の主人公の名前は量子です。

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2026年4月1日水曜日

『ソシオパス』(パトリック・ガーニェ)読みました。


昔からヤンキー座りができません。

と書いたところで、
今はもう誰も「ヤンキー座り」なんて言わないかもと、
検索窓にこの言葉を入れてみると、AIくんの解説から始まり、
ニュース番組のネタやらユーチューブやら
整体院の健康ハックまでごまんと表示されました。

死語にはなってない、
たぶん通じるとわかったのはいいけど、
それらサイトに掲載されている内容が、
その座り方のできない人が最近増えてて、
できないと体調おかしくなるよ的な煽り文句ばっかりで、
ほへーって思いました。

こんなストレッチを続けるとヤンキ座法を身につけられる
なんて図解するページもあったけど、
同じこと昔からやっててそれでもできないぼくは
どうなんでしょう、と思ったり。

で、この『ソシオパス』。

そんな座り方ができないのは個性だから
まま受け入れるのがいいんじゃない、
それと同じように心の働き方が普通と違うってのも
個性の範疇に入れてみたらどうかしら、
と、やさしくいわれているような感じでした。

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