似合うか、似合わないか、それは問題です。
ぼくなんかがもし女装をしたら、
そりゃもちろん、似合いません。
いやいや他人の判断なんか必要ありません。
似合わないんですから……やったことないけど。
この前、なんかの飲み会で、
誰かかがふざけて持ってきたアフロのズラを、
みんなでかぶりっこしました。
当然、カッコ良くなっちゃうヤツもいれば、
どっかの爆破現場から
逃げ出してきたような姿になるヤツもいる。
そのとき思ったのは、
似合うか似合わないかは、
その人が持っている外形では
決まらないんじゃないかってこと。
顔や頭の形とかそういうのではなくて、
性格というかキャラというか、
内面的なものが影響していると感じたんです。
その人の中身が、
そのズラやら服装やらを
受け入れるような形になってるか否か。
フィットする形であれば、
それが似合うってことで、
種類の違う形であればイタい姿になる。
で、この『四人組がいた。』。
どうでもいいけど、タイトルに句点「。」が入ると、
句点がつながって絵文字みたいになっちゃいますね。
と、いうことで、
高村薫さんにはユーモア小説は
似合わないなと感じました。
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