最近よくあります。
ほんの数秒前に考えていたサムシングが、
すっぽり頭の中から消え去ってしまうこと。
今、この感想文もどきを書き始めようとして、
真っ白な画面を前に、キーボードへ両手を置いて、
いつかはミスなくタッチタイピングができますようにと
「F」と「J」のキートップについているポッチリに
2つの人差し指を乗っけてホームポジションの姿勢を
つくりながら、さてどんなネタにしたものかと、
うなること数分。
いつもなら数十分たってもネタの「ネ」の字どころか
「n」と「e」を打って変換するまでもいかない
「n」の字も出てこないときがザラなのに、
今日に限って、
すらっとネタになりそうなサムシングが浮かんできた。
ひょっとして脳みそが大安吉日か、と思った瞬間、
「ピピピ、ピピピ、ピピピ……」と電子音が鳴り出しました。
さっき机の下に潜り込んで昼寝してたとき、
15分後に起こしてくれるようセットしたキッチンタイマーだ。
目覚めのときにストップボタンを押すのだけれど、
ときどき寝ぼけてカチカチと2度押ししてしまうようで、
よくあるんです。30分後に再度ピピピること。
で、この『本所おけら長屋(十二)』。
ということで、
この本に関連するサムシングは
ピピピ音にかき消されてしまいました。
作品は面白かったです。続きも読みます。