2025年6月6日金曜日

『バベル(下)』(R・F・クァン)読みました。


例によって誰の発言だったのかは
忘れちゃったんですが、

「どの作り手も、
 欠点が欠点になった理由ばかり
 口にするんだよね。
 
 時間がなくて狙った天気で撮れなかったとか、
 ちゃちな装飾しかできなかったのは
 予算がなかったからとか、
 しがらみであのヘタクソを使えって言われてさ、とか。
 
 聞きたいのはそんなんじゃなく、
 おすすめポイント的な、
 あそこが気に入ってるんだよね的な、
 その作品を撮ったことに関する
 ある意味、自慢話なんだけどな」

と確か映画監督の人が言ってました。
映画祭なんかで作品が上映された同業者たちと
話をしたときの印象だったかと。
ずっと言い訳を聞かされてたってことらしく。

で、この『バベル(下)』。

どういうわけか、読んでる最中も、読んだ後も、
誰だか忘れちゃった映画監督氏と
同じような気持ちになりました。

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