2020年5月1日金曜日

『黄金雛 羽州ぼろ鳶組 零』(今村翔吾)読みました。


仕事柄、致命的なことだとは
わかってるんですが、
おっちょこちょいな性格は
思うようには修正できず、
ピンボケな漢字の読み違いは、
あいも変わらず顔を出します。

困ったことに、
間違った読み方なのに気づかず、
昔から疑問にも感じずに
済ませているものもあり、

パソコンにかなを入力していって、
スムーズに変換できなくてはじめて、
自分の落ち度に顔を赤らめること数知れず。

酔っ払いすぎて意識が“低迷”していく
みたいな連想から「酩酊」を「ていめい」と
読んでいたり(約20年間)。

過去を振り返ることを回顧といいますが
その頭2音の読みがなぜか踏襲され
「述懐」を「かいじゅつ」と
覚えていたり(約25年間)。

この前など、
「出会いから四半世紀もたっている」
みないな文章を、
おいおい450年も昔のことかよ、
鶴や亀じゃあるまいし
人間はそんなに長く生きられないぞ、
なんてツッコミをしてみたり。

……すみません。
と誰に誤っているのかわかりませんが、
仕事柄、気をつけます。

で、この『黄金雛 羽州ぼろ鳶組 零』。

読み間違いはしていないと思います。
だって面白かったから。





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