2020年4月23日木曜日

『彼女の知らない空』(早瀬耕)読みました。


長渕剛さんの何かの曲の中に
「都会はケツの座りが悪い」
みたいな歌詞のフレーズが
あったように思うんですが、
(ちゃんと覚えてなくてすみません)

ぼくももちろん
「ここじゃないよな、違うよな」
ってムズムズ感は、
都会だけじゃなくどんなところにいても、
身体にまとわりついています。

それが特にひしひしくるのは、
大勢が集まった飲み会とかで
お誕生日席に座らされたとき。
(仕方なく幹事をやらされた会とか)

みんなより偉そうなポジションにつくとか、
先頭に立つとか、
そのこと自体にぼくのケツの形が
合わないんだと思います。

それは家族に対しても同じで、
ちゃぶ台返しの寺内勘太郎のようには、
とてもじゃないけどなれない。

役所の申請とか
夫婦で名前を書くような書類で
上下に署名欄があったら
カミさんは上の欄に書いてもらい、
ぼくは下にする。
フェミニストってんじゃないです。
ケツの形です。

で、この『彼女の知らない空』。

夫婦で科学博物館の
賛助会員になるシーンがあり、
飾られる連名プレートが
「橋本 理津子・和博」と
奥さんが上になっていました。
ぼくと同じでした。





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