2020年4月2日木曜日

『ワン・モア・ヌーク』(藤井太洋)読みました。


新しく出たばかり本を買うと、
「今月の新刊」みたいな広告が
ときどき入っています。
栞代わりに使えるやつです。
(ぼくはなぜか、栞ヒモがあっても
 それを使うのがイヤで、
 何らかの紙を使って挟んでおきます。
 買ったときにあったヒモの場所を
 そのままにしておきたいんです。
 なぜかしら)

その「今月の新刊」広告は、
たいがい出版社イチオシの本が
スペースをでっかくとり、
何冊かは中ぐらいの枠に入って、
ほかはその他大勢みたいに
小さく並べられています。

あのでかいスペースに入る本は、
イチオシであることに
間違いはなさそうですけれど、

それって、
どうやって決めるんでしょう。

作家さんの人気レベルでしょうか。
担当した編集者さんの
政治力の強さでしょうか。

へそ曲がりで、ほかの人の意見を
そのまま聞きたくないぼくは、
自分が読んで「これいい!」と感じた本が、
イチオシ欄にあるよりも、
中ぐらい枠やその他列挙にあったほうが、
なんとなく優越感に浸れます。
わかってないな、広告つくった人みたいな。

で、この『ワン・モア・ヌーク』。

とっても優越感。
なんでこの本がオシじゃないんだろう。
ちなみに、でかスペースにあったのは、
『BUTTER』って本でした。
今度読んでみよっと。





**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************