2020年4月21日火曜日

『小説の神様 あなたを読む物語(下)』(相沢沙呼)読みました。


会社の昼休み、
通勤バスの車中、
就寝前の床の中
と3つの場所で
それぞれ違う本を読んでいて、
各所でページをめくっている時間は
バラバラのはずなんですが、
これまでの印象からいって、
1冊を読み終えるタイミングが
なんとなく重なるんです。

時間だけじゃなくページ数も違うのに。

漬物の重しにでもしたいような
極太の厚い本もあれば、
地震のとき家具が倒れてこないように
下に挟み込む厚紙代わりに
ちょうどいいくらいの薄い本もある。
背の順じゃなく出席番号順に
並んだときの小学生のような
デコボコ状態なのにです。

1週間ときには2週間たっても
まったく読了本が発生しない期間があるに、
「あー面白かった」とお弁当を食べながら
1つの本を閉じたと思ったら、
その日の帰りに
「この設定にはちょい無理があったな」と
降りる停留所の3つ前で読み終える本があり、
その続きの夜に、
隣に寝ているカミさんに見られないよう
感涙の涙を隠しながら
最後のページをいつまでも眺めている書物が続く。

そしてですね。
必ずこのパターンになるのであれば、
上下巻分冊物の連続読了は
ないことになるんです。
上巻の1冊分が終わったときに、
上記の同期法則が適用され、
他の場所で読んでいた別の本も
読み終えるからです。
上巻と下巻の間には、
並行読みしていた他の本が
入ってくるはずだから。

で、この『小説の神様 あなたを読む物語(下)』。

同期法則が崩れました。
とっても面白く早く続きが読みたかったので
別の本を後回しにちゃいました。





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