2023年2月24日金曜日

『十二月の辞書』(早瀬耕)読みました。


例えば、小説の中に
「150人の戦闘隊員を、
 人数が均等になるよう
 10個のグループに分けて班をつくった」
と、書かれていたら、
ぼくのように脳内CPUの回転速度が
のろのろな人でも「なら1つの班は15人か」
と、それほど悩まずに計算結果を導いて、
頭の片隅に入れ、先を読み進めていけると思います。

でもその数字が、
全部で156人、分けるのは13班なんていわれたら、
頭の中央処理装置は熱暴走してふらふらになっちゃうか、
そんなのは見ないふりして次の行の読解を始めるか、
それとも本を閉じて
ベンチプレスで自分の体重より重いバーベルの
持ち上げに挑戦するか、になるでしょう。

(ちなみに156の13であれば
 1班は12人になります。電卓で計算しました)

まあ、その数字を出さなきゃ
どうにも話が進まない物語であるなら、
そこでは1班=12人という答えも、
次の行かもしくはその1文の中で
書かれるのが大半でしょう。

でも、そういうわかりきったことは書かずに、
(熱暴走しようがじっと立ち止まって暗算するか、
 筆算するか、電卓叩けばいいんだから)
ぼくをおいてけぼりにして先に進んでいく作品もあります。

で、この『十二月の辞書』。

物語の大筋にはそれほど関わらないけど、
「読者に任せよう」みたいなことが書かれていました。
えーっと、まぁそれとは別に、
映画とかにするといい作品になるだろうなと思いました。




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2023年2月21日火曜日

『風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)』(原田マハ)読みました。


それまでテンポよく
セリフの掛け合いで
話が進んでいたのに、唐突に

そこで太郎は、ある計画を打ち明けた。
花子はあまりにも面妖なそのくわだてに
返す言葉が見つからなかった。

みたいな
「ある計画」などと思わせぶりな
「気になるでしょ。でもまだ教えないよー」的な
説明文が入って、

読んでいる人をじらせる小説って
数えきれないほどたくさんあります。

そういうのを読むたびに、
やめてほしいなって思っちゃうんです。

「このあと驚きの展開が!」みたいな
ナレーションが聞こえてきて
CMに入るテレビ番組じゃないんだから、
いいじゃん教えれば。

そのじらしの前振りはやめて、
いきなり、その驚きの展開とか
その面妖なくだわての場面に
入ってほしいな。

じらすのはたぶん一種の小説作法で、
読者を引き込むための定石なんだろうけど、
へそ曲がりのぼくには、
どうもむず痒く感じちゃう。

自分が物語をつくるとき、
その定石をうまく使えず、
試してみてもどうも
ポンコツな展開になってしまい、
上手に活用できる人はうらやましいな、
とも思うけど。

で、この『風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)』。

作者の原田マハさんは、
じらさないから好きです。




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2023年2月16日木曜日

『風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)』(原田マハ)読みました。


これを書いているのは
2023年1月4日です。

さっき、
この前の『変!!』(中島らも)の
感想文もどきの文字を埋め、
その勢いのまま、続けています。

実は2022年を締めくくったのが、
らもさんの本で、
新年は原田マハさんからになりました。

前から何度も言っているように、
3冊の並行読みをしている関係で、
分冊になっている長編小説でも
間に別の作品が入るのが普通なんですが

(例えば、会社の昼休みに『徳川家康(15)』を
 読み終えたら、そのまま第16巻に進みますが
 昼時間が終わったら
 その本は仕事場の袖机の棚に置いたままで、
 次の読書場には移動しません。
 その次の読書場である帰宅時バス車中では
 通勤リュックに入っている
 『竜馬がゆく(3)』を読み出す。
 そしてそれもバス内だけでページを閉じて、
 うちに帰って寝床に入ったら、
 枕元の棚に置いてある『真田太平記(12)』を
 やっつける。
 この場合、ここに感想文もどきが載る順は、
 徳川家康の「15」→「16」じゃなく、
 家康→竜馬→真田になります。
 なので、頭の中はごちゃごちゃで
 幕末も戦国も一緒くたになることがあります。
 あ、またカッコ内にこんなに長く書いちゃった。
 なお家康と真田は未読です)

今回はお正月休みがあったので、
枕元本だけ続けて読むことができました。

で、この『風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)』。

続けて読めたので、間に他の本を入れずに、
下巻の感想文もどきに入れます。
もう下巻も読み終えているんですが、
とりあえず上巻だけの感想。
面白かったです。




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2023年2月14日火曜日

『変!!』(中島らも)読みました。


2冊ほど前の
『ユーモアは最強の武器である』のとき、
落語の「らくだ」の話を書きました。

実はそのときに思い出したのは、
落語のネタがとっかかりになった
実際の噺家さんの話だったんです。

その噺家さんが亡くなったときの
お葬式のエピソードです。

誰だったか名前は忘れちゃったんですが、
故人は、みんなからとても親しまれていた人。

葬儀に出席した落語家の仲間は、
悲しいのは当たり前だけど、
こういうときにこそ、
いつもみんなを笑顔してくれた人に
ふさわしい場にしないといけないと
誰かが言い出したらしく

「ならば〝らくだ〟だ」
となったんだそうです。

遺体にカンカン踊りをさせる
ドタバタの古典落語。

目の前の棺桶に横たわっているご遺体を
みんなでひっぱりし出して
本当にやっちゃったって話でした。

で、この『変!!』。

その落語家さんたちの話は、
昔読んだこの本に書いてあるはず
と思って何十年ぶりかで再読しました。

でも、その話は見当たらなかったんです。
中島らもさんの他の本だったのかな。
それとも
頭の中で勝手につくり上げた妄想だったのかな。




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2023年2月9日木曜日

『流浪地球』(劉慈欣)読みました。


高速道路の工事現場に案内板があり、
そこに書かれていた完成予定日が
10年くらい未来の年月で、

「そんな先かよ、それじゃあ
 ノストラダムスに間に合わない」

と思ったことがありました。
だから完成はしないだろと
勝手に想像していたのは、
1999年より前、前世紀の話です。

今、その場所にある高架がうねうねと続く
立派な空中の道路は、
地面にしっかり根をおろしています。

人のやる仕事ってすごいっすね。

それみたいに何年もかかって仕上げる作業に、
期間の限界ってあるんでしょうか。
実際に目にしたので
10年間はあるのだと理解できました。

では30年も大丈夫かな、
もう一声で50年も。

3桁になって100年だと、
とうてい1世代じゃあ済まないだろうから、
何をつくるかによるかな。
あ、桜田さんの家族みたいな名前の
スペインの教会は、もっと長いんでしたっけ。

で、この『流浪地球』。

同じ著者さんの長編『三体』でもありましたが、
400年とか500年とか続けなきゃダメな
プロジェクトの話が出てきます。
そんな事態に直面したら、
やっぱやるんでしょうね、人間は。




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2023年2月7日火曜日

『ユーモアは最強の武器である』(ジェニファー・アーカー/ナオミ・バグドナス)読みました。


少し前、お葬式に出ました。
お坊さんの読経とかみんなのお焼香とかで
しんみりと式は進み、
葬儀場から火葬場への出棺になりました。

会葬者が、ふたを開けられた棺を囲み、
遺体のまわりに花を添えていきました。

棺の中には、
故人が生前親しんでいたものも入れられ、
その中に、よくかぶっていたという
毛糸の帽子がありました。

気を使った葬儀屋さんが、
着けてあげるのも供養になるといいました。

だから、みんなで首を支え、
頭を持ち上げてかぶらせようとしたんです。

でも、これがなんともうまくいかず、
ぐらんぐらんさせながら、
やっとの思いで着けられました。

と思ったら、
なんだか似合わないので、
やっぱりやめようってことになりました。

ぼくは、その一連のあれやこれやを見ていて、
遺体にカンカン踊りをさせる
落語の「らくだ」を思い出しました。

で、この『ユーモアは最強の武器である』。

確かに、どんなときにもユーモアは大切です。




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2023年2月2日木曜日

『風待ちの四傑 くらまし屋稼業』(今村翔吾)読みました。


ここには読み終えた順に
感想文もどきを書いています。
画面をスクロールして
直前のいくつかの本をみてみると、
……やっぱりそうでした。

3冊も続けて、
小説じゃなかったんです。
往復書簡とかエッセイとか
ノンフィクションとか。

どうりで、なんだか気持ちが
モヤモヤしてきたわけだ。

そいういえば、
長いこと映画を観ないとイライラしてきて
居ても立っても居られなくなり、
ヤク切れのような禁断症状が現れる
と言ってた友だちがいたな。

ま、そこまでひどいわけじゃないけれど、
ぼくも小説を読んでいないと
微弱な渇望状態に陥ってしまうのかもしれません。

小説じゃないけれども、とりあえずは本なので
並んでいる文字の〈目で追い作業〉はしていて
それに身体がごまかされ
物語渇望に気づかなかったようです。

作り話だから何が起きても大丈夫って
安心感が欲しいのかもしれません。

で、この『風待ちの四傑 くらまし屋稼業』。

やっと待ちに待った小説でした。
タイトルにも「待ち」って入っているし。
「空腹は最高のスパイス」ってなこといわれるけど、
それに似た感じです。面白かった。




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2023年1月31日火曜日

『ブードゥーラウンジ』(鹿子裕文)読みました。


たいていの新聞には、
1面の一番下のスペースに
書籍の広告が入っています。

横長の場所をいくつか短冊状に区切って
5〜6冊分くらいでしょうか。

会社でとってる日経だと、ぼくが好きそうな
ミステリーだとかのジャンルはあまりなく、
企業経営の極意とか、3つの言葉で伸ばす社員教育とか、
脱税社長の懺悔の言葉とかのビジネス書が多くを占めます。

ネットでも紙媒体でも、書籍の情報があると
即座に反応してしまうぼくなので、
そんな新聞下段広告でも自然と目が行ってしまう。

掲載されている本が「いいかも」と
感じたときのことを、自分の中で密かに
「読みたい触手ぴくり」と呼んでいるのですが、

残念ながら日経の下段には
ぴくりとさせてくれるものは、
ほとんどありません。

でも、もしかしたら、
紹介情報ではぴくりとしないのに、
実際に読んでみると、ピクピクどころかビリビリで、
読了後1カ月は
日常生活がまともにできないくらいの
衝撃作なのかもしれないじゃないか、
と思ったことがありまして、

ほんじゃあま、試しに
広告の中で最も興味のわかない
専門書的なやつに挑戦してみようか、
と一瞬頭に浮かび、

浮かんで以来、
もう10年以上何も挑戦せずに過ぎています。

で、この『ブードゥーラウンジ』。

めちゃ面白かったです。
この著者さんの『へろへろ』って本がよかったから、
そのつながりで手にしたんですが、
その最初の本を読んだきっかけが
どうしても思い出せないんです。
ひょっとすると
「最も興味がわかない本」からの選択なのか
と考えたり。
でも10年以上無挑戦って意識はあるんだよな。




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2023年1月26日木曜日

『文にあたる』(牟田都子)読みました。


前回の『ボケと利他』の疑似感想文の中に
「ぼくがここにしたためてるのは〜」
って文言がありました。

その文字を入力しようとしたとき
「あ、おもろい。これもネタにして書こ」
と考えたことがあったんです。
でもそれを盛り込んでいったら、
いつも配分している
1冊分のスペースを超えちゃうから、
じゃあ次回にしようとたくらんだ結果が、
今回です。

えーっと、冒頭の文言の中の
「したためる」についてです。

これをローマ字入力して
スペースキーの変換キーで出てきたのは
「認める」でした。

えっ、それは「したためる」じゃなく
「みとめる」じゃないの
日本語変換プログラムくん、
と呼びかけたのですが、

パソコンマシンからは何の返答もなく、
仕方なく辞書を引いてみると、
ありましたありました。

「したた・める 4【認める】」と、
ちゃんと項目が立ってます。

(間に入っておる[4]は
 よく知らんけれどアクセント記号みたいです)

5つほど意味が出ていて
その先頭に「文章を書く」とあります。
うん、ぼくの使い方は間違いじゃなかった。

でもそれをプログラムくんに従って
漢字にするのはいただけないと思い
ひらがな表記にしたんです。

で、この『文にあたる』。

文章の間違いを指摘する
校正者(もしくは校閲者)さんの
書いたエッセイ。面白かったです。

この著者さんだったら
「したためる」の「認める」が出てきたとき、
どう対応するのかなと思いました。




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2023年1月24日火曜日

『ぼけと利他』(伊藤亜紗/村瀬孝生)読みました。


ツイッターに投稿した文章を
ここにコピペしてみたら
結構なスペースを占領とわかり、

驚いて、ほんじゃまあ
同じものを何回貼り付けたら
どれほど埋まるかやってみたら
3回でほぼ通常の投稿の満杯状態。
4回やったら、長ったらしく、あふれ気味。

ツイートってのは
上限140文字制限なので、
3回なら420文字。
それにちょい余りが出たから
500文字ということですね。

原稿用紙1枚と数行。

前にスピーチの仕方みたいな本をつくったとき
(もしかしたら読んだだけかも)
原稿用紙1枚は
話すと1分強だと言ってた覚えがあるので、
ぼくがここにしたためてるのは、
カップラーメンもできない時間で
どっかに飛んでっちゃうほどの
軽さなんだと実感しました。

で、この『ボケと利他』。

その最初にコピペしたツイートは以下の通り。
[子どもがまだ小さくて言葉を覚えたてだったころ
 飲酒で赤くなったぼくを見て「パパ、顔が夕焼け」
 と言いいました。今読んでいる『ぼけと利他』
 という本の中で、認知症のお年寄りが「好き」
 という単語が出てこず悩んだ末に言ったのが
 「好意が満腹」だったと書いてありました。
 どっちも素敵いや詩的です。]




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2023年1月20日金曜日

『果てしなき流れの果に』(小松左京)読みました。


何を覚えていて、どれを忘れるのか
不思議に思うことがたびたびあります。

もともと貧弱な記憶力しか持っておらず、
小学校のとき掛け算の九九が
どうしても頭の中に入ってくれずに、
ぼく一人だけ何日も放課後に残されて、
担任の先生と1対1で
「言ってごらん」
「いんいちがいち、いんにが…」
とやってました。

もう半世紀も前のことなのに、
そのとき先生がショートピースを
吸いながら怖い顔していたのを覚えています。

ほら、不思議でしょ。

「覚えられなかった」
という出来事を覚えている。

ちなみに、大昔なので
タバコはあらゆるところで許されてました。
灰皿持参で教室に来る先生はざらにいたんです。

そうそう小学校といえば、
厚紙に人の絵なんかを描いて切り抜き、
それを割り箸の先にセロテープでくっつけて、
ぺらぺら人形をつくり、
それで人形劇をやったのも覚えてます。

自分の担当した役もしっかり頭に浮かびます。
日本の総理大臣でした。
さらにそのときのセリフも言えるんです。

「私は我が日本国の最高責任者として、
 今、我々が未曾有の危機に直面していることを
 お伝えしなければなりません」

小学生のぼくにきちんと意味が
理解できていたかどうかはわかりません。
それより、こんな難しいセリフを覚えられるなら、
もっとすんなりと九九を覚えなさいよ、ぼく。

で、この『果てしなき流れの果に』。

小松左京さんの作品です。
ぼくが小学生で暗記した総理大臣のセリフは、
同じ小松左京さんの『日本沈没』でした。
作者つながりということで。




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2023年1月17日火曜日

『私の文学史』(町田康)読みました。


6人だったか7人だったか、
知り合いをたどっていけば、
世界のどの国に住んでいる人でも、
どっかしらでつながっている
って話ありましたよね。

友だちの少ないぼくでも、
それは当てはまるのかしら
って疑問に思ったりするけど、
あ、そうか。
仕事でインタビューした
おっきい会社の社長さんなんかを、
知り合いに含めれば、
きっと実業界とか政界とか
いろんな出入りがあるだろうから、
そこから一気に広がって
2人介しただけでも、
結構な「友だちの友だちは皆友だちだ」
になるかもなるかもですね。

初対面の人と話したとき、
共通の知人がいることがわかり
「世間は狭いですね」なんて話を
することもあるけど、
まあ、ありきたりのことなのかと。

で、この『私の文学史』。

著者の町田康さんって、
すごい文章を書く人だなあ
といつも感心していて、
こんな人と知り合いだったら
ぼくの生き方も違ってたかな
と考えたりしてました。
それが、この本に出てくるエピソードで
共通の知人がいると知り、
ひょっとしたらひょっとしたんだと、
びっくり。




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2023年1月13日金曜日

『鳥脳力』(渡辺茂)読みました。


ということで、
この鳥の本を読み終えて次に読んでいるのは、
文章の間違いを指摘する校正者さんが書いたエッセイ。

これがいいんですわ。

チェックしている原稿の中に、
他の著作物からの引用文(たった数行)があって、
それが正しく転記されているか照合するため、
ネットはもちろん、あちこちの図書館やらなんやらに
4日間もかけて原典を探し回ったとか。
真面目さに思わず涙しちゃう内容なんです。

で、この『鳥脳力』。

わかりやすい文章で内容も面白く、
実験なんかで疑問を解消していく態度も
校正者さんのような熱心さがいいと思いました。

ただ、その熱心さゆえに
実験に使われる鳥たちがかわいそう。




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2023年1月11日水曜日

『捜索者』(タナ・フレンチ)読みました。


神聖な本という存在に対し誠に失礼な
「シチュエーションずらしの3冊並行読書」
をしているぼく。

それぞれの場面で1日にめくれるページは
いかほどかと思い返してみると、
あまり波風の立っていない平常なときで、
会社の昼休み=30頁、
帰宅時バス車中=20頁、
就寝前=50頁くらいです。

なお、就寝前の数字は
休みの日にゴロゴロしながらめくれちゃう
200頁ほどを含めてです。
平常なときの休みを考えると
一週に一度だから7日で割って
1日約30頁。
それにリアル寝る前の20を足して
50と算出しました。

これをみると、
一冊を一番早く読み終えられるのは就寝本で、
次に昼本、最後がバス本になる。

とはいえ、それは平常時。
なんやかんやで立て込むと
バランスはものの見事に崩れます。

一番に影響の出るのが
仕事に追われまくり
休みなどとは言ってられないときで、
そういうときには
ベッドに入っても瞬く間に眠っちゃうので、
50と見込んだ就寝本の数字が
一桁少ない5になったりします。

で、この『捜索者』。

就寝本でした。しかも立て込み時。
日速5頁、せいぜい10でした。
もっと続けて読めれば
面白いと思えたかもです。




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2023年1月5日木曜日

『老神介護』(劉慈欣)読みました。


小松左京さんの代表作が
『果てしなき流れの果に』だと言われて、
えっそうなの知らなかったわ、
と思ったので、今、読んでます。

プロローグが恐竜の生きていた時代の話で、
その十数ページを読んでいる途中、
『果てしなき〜』のタイトルを思い出し、
これはきっと太古の昔から徐々に現代まできて、
そんで遠い未来まで
長い時間軸を描く作品なんだろうと思ったら、

第1章で(今はその1章の途中まで読み進んでるトコ)
いきなり現代になったから、
やっぱぼくの推察力ってポンコツだなと思いました。

で、この『老神介護』。

短編集。その中の1つに『白亜紀往事』
って話があり、それが恐竜の話で、
ちょうど別の読書時間(バス車中)に
『果てしなき〜』のプロローグを読んでいるときだったので、
頭がごっちゃになりました。なんか似てた。




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