2023年1月17日火曜日

『私の文学史』(町田康)読みました。


6人だったか7人だったか、
知り合いをたどっていけば、
世界のどの国に住んでいる人でも、
どっかしらでつながっている
って話ありましたよね。

友だちの少ないぼくでも、
それは当てはまるのかしら
って疑問に思ったりするけど、
あ、そうか。
仕事でインタビューした
おっきい会社の社長さんなんかを、
知り合いに含めれば、
きっと実業界とか政界とか
いろんな出入りがあるだろうから、
そこから一気に広がって
2人介しただけでも、
結構な「友だちの友だちは皆友だちだ」
になるかもなるかもですね。

初対面の人と話したとき、
共通の知人がいることがわかり
「世間は狭いですね」なんて話を
することもあるけど、
まあ、ありきたりのことなのかと。

で、この『私の文学史』。

著者の町田康さんって、
すごい文章を書く人だなあ
といつも感心していて、
こんな人と知り合いだったら
ぼくの生き方も違ってたかな
と考えたりしてました。
それが、この本に出てくるエピソードで
共通の知人がいると知り、
ひょっとしたらひょっとしたんだと、
びっくり。




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