2023年1月26日木曜日

『文にあたる』(牟田都子)読みました。


前回の『ボケと利他』の疑似感想文の中に
「ぼくがここにしたためてるのは〜」
って文言がありました。

その文字を入力しようとしたとき
「あ、おもろい。これもネタにして書こ」
と考えたことがあったんです。
でもそれを盛り込んでいったら、
いつも配分している
1冊分のスペースを超えちゃうから、
じゃあ次回にしようとたくらんだ結果が、
今回です。

えーっと、冒頭の文言の中の
「したためる」についてです。

これをローマ字入力して
スペースキーの変換キーで出てきたのは
「認める」でした。

えっ、それは「したためる」じゃなく
「みとめる」じゃないの
日本語変換プログラムくん、
と呼びかけたのですが、

パソコンマシンからは何の返答もなく、
仕方なく辞書を引いてみると、
ありましたありました。

「したた・める 4【認める】」と、
ちゃんと項目が立ってます。

(間に入っておる[4]は
 よく知らんけれどアクセント記号みたいです)

5つほど意味が出ていて
その先頭に「文章を書く」とあります。
うん、ぼくの使い方は間違いじゃなかった。

でもそれをプログラムくんに従って
漢字にするのはいただけないと思い
ひらがな表記にしたんです。

で、この『文にあたる』。

文章の間違いを指摘する
校正者(もしくは校閲者)さんの
書いたエッセイ。面白かったです。

この著者さんだったら
「したためる」の「認める」が出てきたとき、
どう対応するのかなと思いました。




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