2026年1月6日火曜日

『さよならの手口』(若竹七海)読みました。


感想文的な体裁をとっているのに、
毎度のごとくその本とは関係ない話になってるので、
やっぱ少しは作品に引っ掛かりのある内容にしなければ、
と今回もキーボードを叩き始める前に頭をよぎったのですが、

どうも、前回のレモンの話に、
もう一つ言いたかったことを書いていないと思い出し、
ため込むのは身体によくないと、
ヨボヨボ到来のお年頃だから健康配慮すべしと、覚醒したので、
『万感のおもい』からの続きいっちゃいます。

その万感の本は、文庫版で読んだものです。
3年ほど前に単行本で出てたやつが文庫化されたもの。

ほんで、
実はその単行本のほうも昔読んでいて、
判型は違うけれども内容はほぼ一緒の、いわば再読だったんです。
調べたら2022年の7月にこの感想文もどきも書いてました。
(ひょっとして過去のぼくも、同じレモン談義をしているかと、
 恐る恐るその文章も読みました。けれどさすがに違うネタでした)

当然、初出の単行本にもレモンの話はありました。
ということは、3歳若い過去のぼくはきっと
「あっ京都なのか」とびっくりしているはずなんです。
(なぜびっくりなのかは前回分参照)

一度びっくりしたんだから、情報はインプットされ、
今回の再読では、もう驚くことはないだろうと考えられるものの、
その定理を覆すポンコツレベルの記憶力。
いや、頭の出来具合というより、
ぼくの中では、さださんの曲が常に、梶井さんの短編を
風呂敷包みするポジションにいて、本来の京都の話がチラ見えしても
聖橋から放る東京の話が、自動で閉まるカーテン的に
覆い隠しちゃうんじゃないかな。

で、この『さよならの手口』。

面白かったです。毎度すみません。

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