2020年3月5日木曜日

『大名倒産(上)』(浅田次郎)読みました。


話題になっているとか、
評判がいいとか聞きつけて読んでみて、
「ああ、この作家さんは
 自分には合わない」
と思ったのをすっかり忘れ、

どえらいベストセラーだよとか、
面白すぎて止まらなくなり
デートもすっぽかしちゃったとかを
またぞろ聞きつけて読んでみて、
「ああ、この作家さんだった。
 前に合わないって思ったじゃん、
 学習しろよ」
と自分に突っ込みを入れるシーンが、
過去に何度もありました。

名前を出して恐縮だけど、
そう感じた作家さんの一人に
宮部みゆきさんがいます。

でも最近思うのですが、
宮部さんは時代モノも
たくさん書いているのに、
そっち方面は1冊も読んでない。
もしかしたら、ジャンルが違えば、
感じ方も違うかも。面白く読めるかも。

で、この『大名倒産(上)』。

全部が全部の時代物が
面白いわけじゃないけど、
こういう本を読むと、
合わないと思っていた作家さんでも、
時代ジャンルにするだけで
のめり込めるかもしれないと
思ってしまったり。





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2020年3月3日火曜日

『白銀の墟 玄の月(4)十二国記』(小野不由美)読みました。


お昼休み、帰宅時のバス車中、就寝前と
3箇所でそれぞれ違う本を読むという習慣は、
自分でもうんざりするほど何度も
ここに書きました。

その中で、
一番間隔が空く可能性があるのは
バス車中です。

土日も仕事に追われるダラダラ野郎なので、
会社には毎日のように来て、
当然昼休みは毎日あるから、
その時間が削られることはありません。

かといって徹夜で仕事をするもの体力が続かず、
当然毎日就寝前の時間はあり、
それも日が空くことはありません。

問題は残りのバス車中。
帰宅には大抵、バスを使うのですが、
そうでないときもポツポツとあるんです。

翌日に自転車で出社したいときに、
会社に置いてあるチャリに乗って帰るとか。
多いときには週の半分くらいになったりする。

そうすると、バス読書の間隔が空きます。
そこで読んでいる本が、
途中のままリュックサックの中で
次に開かれるのを待っている。

そこで困るのは、
ぼくのへなちょこ記憶力が、
それまでの本の内容を
頭の中にためおいてくれないことなんです。

で、この『白銀の墟 玄の月(4)十二国記』。

バスじゃなく、ほかの場所で読めばよかった。
登場人物の誰が誰だか
わからなくなっちゃいました。
でも、面白いよ。





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2020年2月28日金曜日

『なめらかな社会とその敵』(鈴木健)読みました。


おカネって、すごく便利で
今の世の中には
なくなてはならないツールだよな
とは思いつつ、
「でも欠陥ありすぎ」と
常々感じているぼくなので、

よし、その欠陥をなくした
オリジナルツールを
発明してやろうなんてことを
昔々企んで、

それにはなぜ欠陥と感じているのか、
自分の中でハッキリさせて
それを解消できるような仕組みを
つくってやればいのだ
「これでいいいのだ」と
バカボンのパパの口まねをしながら、

欠陥と思うのは
キチンとモノの価値を
表せないからだと結論し、

ならば、
誰かから提供されたモノを使ったときに、
使用者がどれくらいそのモノに対し
感動したのか、便利だと思ったのか、
逆にどんだけ不快に感じたのか、
「要らねー」と考えたのかを
数値にして表示できる
脳波センサーアプリみたいなのを開発し、
その数値をおカネの代わりに
やり取りするのは、どうだろうかなあ、
なんてアイデアを頭の中でこねくり回し、

そうなると価格を決めるのは
モノをつくった人じゃなく、使った人になり、
代金は使った後にならないと決定しないので、
おカネみたいにスムーズな交換は
できなくなるよなあ、
やっぱりおカネには敵わないのかな、
ってなことろで思考が止まっていました。

で、この『なめらかな社会とその敵』。

おーやった!
上の文章、前にやろうと思った
1文(句点「。」1つだけ)で終わらせられた。

ということで、
ぼくなんかよりも、ずっと素敵な
おカネに代わるツールを考えている人がいました。
すごいですよ、この本。





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2020年2月26日水曜日

『おちび』(エドワード・ケアリー)読みました。


毎朝、1時間弱を費やして
ランニング通勤していることに対し、
ときどき「なぜ走るの?」
と聞かれます。

自分でもはっきりした理由は
わからないので、
そんなときは大抵
「交通費をケチるため」
と答えます。

本当は会社が買っている
バスの定期券があるので、
それを使えば交通費はかからず、
走りの根拠にはならないんですが、
たぶんみんなが納得するだろう
「健康のため」って言い訳も、
なんか違うような気がして、
つまりはなんとなく
続いちゃった習慣だからなワケで、

それを言っても
「それじゃ答えになってない」
と返されそうで、
はぐらかしたような、
おちゃらけたような、
失礼な返答にしちゃってるんです。

とはいえ、
理由はわからなくても、
走っててよかったなと思うことなら、
少しはあります。

えーっと……あ、そうそう。
急いでいるときに、
向こうの信号が点滅し始めて、
ヤバいと思って駆け足しても、
はあはあ言わなくなったこと
……くらいかな。

んで、その走ることと同じように
本を読むってのも、なぜなのか、
実はよくわかっていません。
本を読んでいて、
よかったなと思うことは、
たまにありますけどね。

で、この『おちび』。

前にフランス革命の本を読んでいて
よかったなと思いました。
この『おちび」に描かれている時代が
その辺だったのでよく理解できたから。

まあ、それ読んでなくても、
ごっつう面白かっただろうけど。





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2020年2月21日金曜日

『残酷な進化論』(更科功)読みました。


「確信犯」と入力したら、
親切な入力ソフト君が《使い方に注意》
というチップ表示をしてくれたので、
そのまま無視して
文章を続けようと思ったけど、
いやいやせっかくだからと、
そのチップをクリックしてみました。

出てきた解説をそのままコピペすると
《使い方を誤りやすい表現
「確信犯」……「悪い事だと知りながら、
 それでもあえて行うこと、または、そうする人」
 の意味で用いることがあるが、本来は、
 「政治的・宗教的・道義的信念に基づいて、
 自らの行為を正しいと信じてなされる犯罪」
 という意味。》
なんだって。

あれれ、
ぼくも含めてそんなふうな意味で
使っている人は見たことないと思い、
今度はパソコンの辞書で引いてみたら
(やっぱりそのままコピペ)
《[1]道徳的・宗教的・政治的な信念に基づき,
 自らの行為を正しいと信じてなされる犯罪。
 思想犯・政治犯・国事犯など。
 [2] ある行為が問題を引き起こすことを
 あらかじめわかっていながら,
 そのようにする人。》
だって。

あれれ?
[2]はチップ君が間違いだとする
意味なんですけど。
どうなの。パソコン辞書君。

で、この『残酷な進化論』。

この本の感想で「確信犯」って言葉を
使おうと思ったのは確かなんですが、
チップとか辞書とか調べている間に、
どう使うのか忘れちゃいました。
すみません。





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2020年2月18日火曜日

『白銀の墟 玄の月(3)十二国記』(小野不由美)読みました。


1冊読み終える度に
ここに感想文もどきを
書いているんですが、
本の最後のページを閉じてすぐ、
ペコペコとキーボードを
打ち始めるわけではありません。

いや、
本当はそうしたいんですが、
仕事がバタバタで
先にこなさなきゃ駄目な作業があったり、
だらけてやる気が起きなかったり、

そもそも通勤バスの中で
読了しちゃった文庫本とか、
腕をぷるぷるさせながら
分厚く重たい単行本を寝床で読み終え
「もー手がしびれちゃったよー」
と叫んでいるときなんかは、

パソコンがそばにないので、
物理的にペコペコスタートができません。
(どうでもいいけど、
 この一文、とっても長いです。
 そうだ、今度、この感想文もどきを
 一文だけ、句点1つだけ、で書いてみよっと。
 忘れなかったら)

それでも、とりあえずは、
エクセルにつけている読了本リストに
タイトルと著者名だけは記しておいて、
その隣にある感想文チェック欄を
あけておくんです。
あとで書かないと駄目だよって印です。

で、この『白銀の墟 玄の月(3)十二国記』。

だいぶ長いことチェック欄に「済」の文字が
入っていませんでした。
だってもうすぐ最終の4巻目を
読み終わっちゃうから。
よかった読み終わる前に書けて。
あーあ、相変わらず、
内容には何も触れてないな。
とりあえず、面白いってことで。





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2020年2月13日木曜日

『三体』(劉慈欣)読みました。


よく思うのですが、
世間の評価が高い作品と
ぼくの好みは、
どうも合致しない場合が
多いようです。

絶大な人気を集めて
売れに売れている物語も、
実際に読んでみると
「えーなんでコレが?」
って思えちゃう。

具体例を出そうと記憶をたどり、
なんとなく出てきたのが
「ハリー・ポッター」。
(ちょうど子どもが小さかったときに
 出た作品なので、
 ぼくはその全巻を朗読してあげました。
 あの頃はいいお父さんだった)
楽しくは読めたけれど、
その1作でどこぞの王様をしのぐほどの
お金持ちになったとかいうほどの
すごさは感じられなかった。
(キャラごとに声を替えながら
 読み聞かせていたので、
 お父さん的には楽しかった)

あとは、そうだな、
また少し古いけど、
芸人さんの書いた『火花』とか。

で、この『三体』。

とはいえ、
ベストセラーになった本すべてが
ぼくには合わないということではありません。
村上春樹さんの作品なんかは好きですし。
それと、この『三体』も。すごくいい。





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2020年2月6日木曜日

『データの見えざる手』(矢野和男)読みました。


昔、いろんな企業が
先端技術を披露する展示会に
行ったことがあります。

(そういえば、若い時、
 展示会場の配線工事とかをする
 アルバイトもしました。
 開催するのはほんの数日間なのに、
 キチンと電気の配線をして、
 きれいな装飾をして、
 大がかりな装置つくって、
 終わったら一気に撤収して、
 山のようなゴミになる。
 もったいなさのレベルは
 どんだけなんだと思いました。
 それなりにリサイクル
 してるんだろうけど…。
 あ、またカッコ内の寄り道が
 長すぎる…)

今カッコの中に書いた、
スタッフとしての展示会参加じゃなく、
客として、その先端技術を
見学してきたんです。
だいぶ前ですよ、数年前。

そこに、住まいのコーナー
みたいなのがあって、
生活が便利になる家電とか設備とかが
紹介されていました。

住んでいる人が帰宅するのを
自動的に察知して
冷房や暖房がちょうどいい時間に動く、
夜には窓についたシャッターが下りて
防犯してくれる、
冷蔵庫のドアはモニタになっていて
足りない食材とかが
リストアップされてる……みたいな。

そんな便利生活を
見せられたときに思ったのは、
「ぼくは別に便利いらないな」
でした。

クーラーは自分でつけるし、
忘れないように鍵もかけて防犯するし、
冷蔵庫が空になったら外食するし。

で、この『データの見えざる手』。

面白い本です。
「ふーんそうなのか」「へぇ〜」って
思うところがいっぱいあります。
そして、この本が目指すような未来は、
便利が山盛りになるだろうなと思いました。
ぼくはいらないけど。





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2020年2月4日火曜日

『それでも俺は、妻としたい』(足立紳)読みました。


若い頃、何本か自主映画映を
撮って遊んでいたので、
映画づくりの大変さは知っています。

何人ものスタッフが、
何日も徹夜して、
何回となく脚本を書き直して、
ロケをしていれば
近所の人に怒られないかだとか、
役者が急にいなくなっちゃっただとか、

編集の段階になって
「あ、このシーン
 撮り忘れているじゃん」
だとか。

そんなアレコレを乗り越えないと
1つの作品は出来上がらない。

その苦労を知っているから、
面白がれない作品を観たとき
「なんで、これを
 つくらないといけないかな…」
と思ったりします。

それでも、
たいがいの作品で「よし!」って
ぼくが思えるのは、コメディです。
ほんとに馬鹿笑いできるヤツ。
ローワン・アトキンソンさんが
出てるのなんか、いいですよね。

人生の悲哀とか哲学とか、
そういうのを描こうなんて考えずに、
単に人を楽しませたいってつくられたヤツ。
やっぱ、笑いたいです。映画でも、本でも。

で、この『それでも俺は、妻としたい』。

笑えました。「よし!」でした。





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2020年1月30日木曜日

『アステリズムに花束を』(宮澤伊織ほか)読みました。


「終わりよければすべてよし」
という言葉をここで使おうと思い、
何気なくネットで検索してみたら、

……あれれ
シェイクスピアの作品に
そのタイトルがあったんですね。

というかその戯曲の紹介記事も
書いたことあった……

いつものことながら、
わが記憶力は200歳を超えた
高齢者なみに大物です。

まあ、それはともかく、
出版物の売上に関しては、
「終わり〜」の法則は
当てはまらないように思います。

だって、
大部分の人は買った本を
最後まで読まないそうですから。
(と何かの調査結果に書いてありました)

話題になっていて面白そうだからと、
晩飯1食分くらいのおカネを出して
手に入れても、半分くらいで放り出しちゃう。

そうなると
いくら素晴らしいエンディングで
「終わりよし」の作品でも、
売上に貢献してるとはいえず、
「すべてよし」にはつながりません。

その面でいえば、
大切なのは冒頭数十ページくらいの
内容でしょうね。

本屋さんでパラパラと立ち読みする人は
それくらいの分量しか読めないはずだし、
そこで「お、これ買お」って
判断させるのだから。

で、この『アステリズムに花束を』。

短編集だから
どこから読んでもいいんだけど、
ぼくなりに考える出版物売上の法則からして、
この掲載順は正しいと思います。





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2020年1月28日火曜日

『みみずくは黄昏に飛びたつ』(川上未映子/村上春樹)読みました。


 万(10000)よりは
少ないかもしれないけれど
千(1000)も「途方もなく多い」
の意味でよく使われます。

千変万化とかね。
(この四字熟語の読み方は
「せんぺんばんか」だったんですね。
 ぼくはずっと「せんへんまんげ」
 って読んでいて、
 そう入力してもキチンと変換されないから、
 いつものように入力ソフトを
 バカにしていていて、辞書引いてみると、
 おのれがバカだったと知りました。
 ……ありゃ、またカッコ内に、
 いっぱい書いちゃった)

スポーツとか勝負の世界では、
どんなことでも千の単位までいくのは、
それこそ「途方もなく多い」らしく、
プロ野球で1000勝した投手なんて
聞いたことないし、
監督を長くやって、
ホントの名将って人だけがやっとこさ、
その数に届くらしい。

将棋の世界だとこれまで9人しか
通算1000勝した人はいないと
ウィキペディアさんも言ってます。
(囲碁だともう少しいるみたい)

で、この『みみずくは黄昏に飛びたつ』。

この読書ブログの投稿数、
1000冊を超えちゃいました。
我ながらよくやったなと思います。
誰にも何にも役に立つような代物ではありませんが。
あ、「みみずく」は1000超記念にふさわしい本でした。





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2020年1月23日木曜日

『地獄の楽しみ方 17歳の特別教室』(京極夏彦)読みました。


いつだったか忘れましたが、
フランス文学者の
内田樹さんがツイッターで、
これからの社会を生きる若い世代に向けて、
「ごめんなさい」みたいな
つぶやきをしていました。

自分たちの世代が、
こんなに生きにくい
世の中にしてしまった、と。

それ読んだとき、
「いやいやそれは、
 今に限ったことじゃなく、
 人間が言葉を使うようになって
 役割分担して暮らすようになった
 大昔から、ずっと同じだろう」
と思いました。

生きやすい天国のごとき世の中は、
あと1000桁くらい
世代が入れ替わらないと、
できはしないんじゃないか、って。

内田さんよりも
もっと前の世代の人を思い浮かべてみても、
その道では一番の栄誉だろう
ノーベル文学賞を受けた川端康成さんだって
理由はよく知りませんが
自死したようですし、
(あ、もし川端さんじゃなく、
 三島由紀夫さんがノーベル賞をとっていたら、
 2人とも自ら命を絶たなかった
 なんて話も聞いたことあります)
そんな具体例を出すまでもなく、
学校で習う歴史を見れば、
どの時代に生きていた人も
生きにくさは感じていたんじゃないかな。

で、この『地獄の楽しみ方』。

タイトルにある「地獄」って、
ぼくらがいるこの世の中のことを
指しているようです。
京極さんは他の本で、
この世は「たまに天国、いつもは地獄」と
いっていた気がします。
そしてこの本では、その地獄を
面白がってみるのも一興と勧めています。
あれ? 今回はちゃんとした書評みたいに
なってるような……。





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2020年1月21日火曜日

『ぐるぐる問答』(森見登美彦)読みました。


前回、
〈あと3冊分くらいあとで、
 『みみずくは黄昏に飛びたつ』という本の
 感想文もどきを書くと思います〉
といったので、
そこにたどり着くまで、
今回を含めあと2冊になります。

なのでついでだから、
今日もみみずく本から引いちゃいます。
(たぶん、2冊後の本番のときには
 書籍の内容には触れず、
 関係ないおちゃらけの話題になると
 予想されるため、
 フォローの意味も含めて)

そのみみずく本の中で、
川上未映子さんの質問に答えて、
村上春樹さんは、
小説をつくるときの作業手順を
紹介していまいした。

ネタになるようなとっかかりを、
頭の中で何年か寝かせて、
「よし、いける」と思ったら、
プロットも何もつくらず、
とにかく書き始める。

1日原稿用紙10枚。
とにかく書く。

文章が粗くなっても、
ストーリー展開に矛盾が出てきちゃっても、
気にせずに、とにかく最後まで、
決まった枚数を書き続ける。

そうやって出来たものを、
また最初から何度も書き直す。
そんな感じでした。
そうか、プロットつくらないのか…。

で、この『ぐるぐる問答』。

前に単行本で読んだけど、
森見登美彦さんと伊坂幸太郎さんの対談が
追加されてると知り再読。

お二人とも、村上春樹さんのように、
いきなり書き進めるみたいな話があり…。
プロットをかためてから書く作家は
少数派なんだと改めて思ったりした次第。





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2020年1月17日金曜日

『白銀の墟 玄の月(2)十二国記』(小野不由美)読みました。


あと3冊分くらいあとで、
『みみずくは黄昏に飛びたつ』
という本の感想文もどきを
書くと思います。

作家の川上未映子さんが、
もはや世界的文豪になった村上春樹さんに
インタビューして、
作品についてとか文章についてとか、
根掘り葉掘りほじくり出した本。

(書いてて思ったんですが
 「根掘り葉掘り」の「葉掘り」とは
 なんのことでしょう。
 「根」を掘るのはわかるけど、
 「葉」?って思ってネットにいくと、
 たくさんの人が同じ疑問を持っているようで、
 瞬時に見つけられました。
 結論をいうと、
 特に意味はなく
 単に調子よく言うための
 語呂合わせなんだとか。
 ありゃ、カッコ書きの中で、
 こんなに文字を埋めちゃいました。
 内容が薄くなるわけだ)

そのみみずく本の中で、川上さんが
「春樹さんの文章は、
 どんどんどんどん読みやすくなっている」
という感じで指摘するところがあります。

答えて村上さんは
「そこを目指して
 長いことやってきたんですから」と言う。

ぼくがそこで思った読みやすさって、
小難しい漢字などは一切使わず、一文も短く、
これ小学生向け?
と思えるようなものでした。

で、この『白銀の墟 玄の月(2)十二国記』。

漢字たくさん、難しい言葉てんこ盛り
……なんですが、
どうしてこんなに読みやすいんでしょう。





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2020年1月15日水曜日

『ナポレオン(3)転落篇』(佐藤賢一)読みました。


読書っていうのは、
当たり前だけど文字を
目で追うことです。

文字を目で追って、
文字の連なりが表している言葉を
コリコリと頭の中で分析していって、
文章として理解して、
ガハハと笑ったり、
ウウウッと泣いたりする。

本を途轍もなく早く読める人は、
いちいち脳みその中で
朗読なんかしないで、
印刷されている文字だけを見て
瞬時にそういった一連の作業ができると、
どっかで聞きましたが、
ぼくはそこまでの達人じゃないので、
たいていは文字を
目ん玉でひょいひょい追いながら
脳内音読しています。

あ、
今ちょっと見栄を張っちゃいました。

読書中のぼくの目ん玉は
「ひょいひょい」とは動きません。

読むスピードは早くはないので
「のろのろ」もしくは「へろへろ」です。
これは、毎日やっているランニング通勤の
足の運びと一緒です。

でもでも、
本当のたまに、
脳内朗読じゃなく、
読書の達人技みたいに、
ページをさらうだけで、
ちゃんと内容が理解できちゃうこともあるんです。
年に数回あるかないかだけど。

で、この『ナポレオン(3)転落篇』。

気がついたら達人技で
読んでいた箇所がありました。
それって、
文章が読みやすいってことなのかしら。





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