2020年2月28日金曜日

『なめらかな社会とその敵』(鈴木健)読みました。


おカネって、すごく便利で
今の世の中には
なくなてはならないツールだよな
とは思いつつ、
「でも欠陥ありすぎ」と
常々感じているぼくなので、

よし、その欠陥をなくした
オリジナルツールを
発明してやろうなんてことを
昔々企んで、

それにはなぜ欠陥と感じているのか、
自分の中でハッキリさせて
それを解消できるような仕組みを
つくってやればいのだ
「これでいいいのだ」と
バカボンのパパの口まねをしながら、

欠陥と思うのは
キチンとモノの価値を
表せないからだと結論し、

ならば、
誰かから提供されたモノを使ったときに、
使用者がどれくらいそのモノに対し
感動したのか、便利だと思ったのか、
逆にどんだけ不快に感じたのか、
「要らねー」と考えたのかを
数値にして表示できる
脳波センサーアプリみたいなのを開発し、
その数値をおカネの代わりに
やり取りするのは、どうだろうかなあ、
なんてアイデアを頭の中でこねくり回し、

そうなると価格を決めるのは
モノをつくった人じゃなく、使った人になり、
代金は使った後にならないと決定しないので、
おカネみたいにスムーズな交換は
できなくなるよなあ、
やっぱりおカネには敵わないのかな、
ってなことろで思考が止まっていました。

で、この『なめらかな社会とその敵』。

おーやった!
上の文章、前にやろうと思った
1文(句点「。」1つだけ)で終わらせられた。

ということで、
ぼくなんかよりも、ずっと素敵な
おカネに代わるツールを考えている人がいました。
すごいですよ、この本。





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