前回、『ソーンダーズ先生の小説教室』から
引用したい文章があるといっておきながら、
思わせぶりに出さないで
そのままにしちゃったので、ここに書きます。
「(トルストイとかの昔のロシアの)作者らが当時
芸術の目標と暗に見なしていたものなのだ。
つまり以下の大きな疑問を問うことだ。」
と前振りしたあと、文末に「?」がつく、
いうところの「問われる疑問」が何個も続きます。
ここでは、とりあえず最初の1個をば。
「ここでどうやってやり過ごせばいいのだろう?」
うんうん。わかります。
大袈裟にいえばぼくも、24時間365日、
常に疑問に思ってます。やり過ごせるのか?
で、この『檜垣澤家の炎上』。
「どうやってやり過ごせばいいのか」。
ロシアでも日本でも、昔も今も、
疑問は解消されないんだなと、この本読んで思いました。