2021年1月5日火曜日

『梅安冬時雨 仕掛け人・藤枝梅安(7)』(池波正太郎)読みました。


フリーで仕事を始めたときの二十数年前にはもう
原稿用紙に鉛筆ではなかったので、
パソコンとのつきあいは
結構な長さになります。

いつしか数えるのも忘れて、
今が何台目になるかもはっきりしませんが、
それでもマシンを新しくするたびに
データをバックアップから保存し直したり、
タイムマシンとかいう機能を使って
自動で取り込んだりして、
昔の原稿なんかも奥の方に残っています。

今では開けるソフトもなく
中身は見られないのにアイコンはあり、
ハードディスクの容量だけくっているのもあります。

そういうのは思い切って断捨離すればいんですけど、
なにしろ表面的には見えない
奥の方に保存してあるので
ついついそのままになってしまいます。

それでもこの前、何かの拍子に
昔のデータにアクセスしてしまったことがあり
(テキストデータだったので開けました)
それが1ミリも記憶にない書きかけの小説でした。

このパソコンには、きっと
あちこちに書きかけ作品が残っているのでしょう。

で、この『梅安冬時雨 仕掛け人・藤枝梅安(7)』。

作者逝去のため絶筆でした。
ぼくのものぐさとはまったくレベルの違う
書きかけの作品です。




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