だいぶ昔になりますが、
40個ぐらいあるシェイクスピア作品のストーリーを
4コマ漫画や図版なんかを使ってまとめ、
一冊の本にしたことがあります。
その戯曲あらすじ本をつくったとき、
なんとまあごちゃごちゃ複雑な人物関係で、
スエットの腰ひもは蝶結びにしてるから、
垂れ下がった1本の端を引っ張ればするっと
ほどけると思いきや、なぜか輪っかの中を
くぐってしまったようで、
ぐいぐい引くほどに硬くからまって、おいおい
トイレ目の前にしながら膀胱が破裂しちゃうぞ、みたいな
こんがらかったストーリーなんでしょうと感心しながら、
あらすじ文やマンガの下絵なんかをつくったのを覚えています。
シェイクスピアさんの頭の中身は、
いったいどうなってるんだ、と。
そんなに幾重もの話の筋を1つにまとめられるってのは、
並の脳みそじゃないわさ。
ま、だから何百年も読み継がれてるんでしょうけど。
で、この『続巷説百物語』。
昔単行本で読んだシリーズを文庫で
もう一度読み直しプロジェクトの第2弾。
やっぱ、いいっす。
複雑な人物絡み合い度では、
シェイクスピア作品にも引けを取らない重厚さでした。