同じ本をダブって買ってしまうことが、
古本のコレクターにはよくあると聞きました。
書痴あるある、らしいです。
好きな作家や価値があるとされる全集物を揃えようとして、
何巻と何巻が抜けているのか忘れてしまい、
古本屋さんの棚に刺さっているのが
それに該当するかどうかわからず、
でもこの機会を逃せば
もう二度と巡り会えないかもしれないと不安になり、
ダブってもいいやと入手したら、案の定って感じでしょうか。
ぼくはまだまだ、その域には達していないので、
ダブリスクの経験はそれほどないのですが、
これまで2度ほどやらかしたことはあります。
1つ目は、綾辻行人さんの『深泥丘奇譚』シリーズ。
今Amazonで見てみたら全部で3巻しか出ていないのですが、
3冊とも読んでいるのに、新しいのが出たのだと勘違いして、
3作目を購入し、本棚のストックも確認せず、
そのまま読み進めて、3分の1ほど目を通してから、
「これ前と同じ話じゃないの、ひょっとして手抜き?」
なんて思ったら、という本人にしてみると
1週間は落ち込みメンタルな事態でした。
でもまあ、こうして書いてみると、
ちょいネタになったからいいか程度のものかな。
で、この『本と鍵の季節』。
2つ目がこれでした。しかもシリーズはまだ2作だけ。