2025年1月21日火曜日

『ギャンブラーが多すぎる』(ドナルド・E・ウェストレイク)読みました。


確かスティーヴン・キングさんだったと
思うんですが、小説のつくり方的な本の中で、
最初の原稿はダダーと勢いに任せて書いていき
そのまま最後まで仕上げ、校正刷りが出てきたとき
そこから1割ほどを削るとよい、
みたいなことを言ってました。

後からチェックしていくと冗長な部分が見えてきて、
それをなくしていくと、すっきりとした仕上がりの、
完成度が高い作品になるんだそうで。

でも、ぼくなんかは、
最初の段階からしてダダーとするのは無理で、
なんとか行数を埋めるために、脳みそを振り絞って、
言葉を探して、引っ張り出して、
そこに無理クリでもハマるように1個ずつ、
おどおどしながら書き進めていくので、
(いや、進むというより戻っているほうが多い)

そんなふうにつくった文章だと、
どこが冗長でどこが必要な本筋なのかを
判断するどころか、まるきり全部とはいわないけれど、
95%は冗長エリアにつかっているから、

キングさんうらやましいな、そうなれたいいのにな、
などと青々と茂った他人の芝を眺めているんだなあ。

で、この『ギャンブラーが多すぎる』。

本筋はとっても面白かったです。
ただ、あと2割ほど短かったら、
ぼく的にはドンピシャだったと思います。

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