昔はよく車のエンジンがかからなくなったもんです。
そんなときは、少し力のありそうな人に手伝ってもらう。
ぼくは運転席に座り、ギアをローに入れたまま
一番左側のペダルを踏み込んだ状態で
「じゃあお願いします」とか言って合図する。
すると、助っ人さんは
後ろからえっさほっさ車体を押す。
はじめはゆるゆるだけど、
しばらくすると勢いがついてきて
子どもの三輪車くらいのスピードにはなる。
そのタイミングで、
左足をポンとあげてクラッチをつなぐと、
ゴボゴボっプスプスっと希望の音色があがり、
その瞬間に今度はアクセルをペコペコやってやると、
ブルンブルンブルンってあの内燃機関が回り出す。
でも今はほどんどがオートマになっちゃって、
そんなのはできないんだよね。
そもそも、エンジンかからないこと、そんなにないし。
で、この『マーブル館殺人事件(下)』。
すみません、また関係ない話でした。
どうにか話はつながると思ったんですが、
つながりませんでした。
でも本は面白かったです。