2026年6月18日木曜日

『人はなぜ記憶するのか』(チャラン・ランガナス)読みました。


パソコンに入っているやつとか、
ネットにあるサービスとかで
言葉の意味を調べるんじゃなくて、

本になっている辞書を使うほうがいい
と勧める人は、よくこんな理由をあげています。

「ほかの言葉に目移りするから」

検索窓に用語を入れてエンターを押したら、
その項目だけが表示される。
それでは目移りはできません。

でも辞書だったら、
目的ページの中に直接関係ない、
そのタイミングではどうでもいいウンチクが
ちっちゃい文字でごまんと並べられている。

「犀利(さいり)」って何さと調べたら、
少し右側の「美人の形容に用いられる」って文が目に入り、
ほー「細腰」って書いて「さいよう」か、
なんて感心してから元に戻り、

犀利ってのが「頭の働きが鋭いこと」と知識を得る。
(そしてすぐ忘れちゃう。むしろ「細腰」を覚えてる)

とはいうものの、言葉の解説画面ではなく、
ネット検索窓の周囲には、広告とかニュースとか
余計なものがたくさんあり、調べる前段階の目移りはできる。

そんなのをクリックして飛んでみれば、
そっちの情報に興味はどっぷり移って、
最初に何を調べようとしていたのか失念することができます。

で、この『人はなぜ記憶するか』。

そんな直前のことの物忘れも人の能力のうちなんだとか。

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