2025年5月20日火曜日

『本所おけら長屋(十)』(畠山健二)読みました。


電車やバスの公共交通機関のサービス項目には
「ちょうどそのページで2章の終わりですね。
 じゃあ、今、到着させます」
などという読書の区切り配慮の運行はありません。

なので、車中読書をするときには、
読み進めるペースと、
どれくらいで目的駅に到着するかの時間とを、
ストーリーを追う脳みその片隅で計算しつつ、
先のページをちらちらめくって、
次の章の見出しがある場所や区切り番号
または1行空きになってる箇所をとらえ、

「ふーん、この辺かな」と推測して栞を挟み、
下車に備えます。

そして「物語はこのあとたぶん、
めでたしめでたしで終わるだろう」
などと予想して、
少しほほがニヤけてくるのを感じながらドアを出ます。

で、この『本所おけら長屋(十)』。

ニヤける口元が「えっ」に変わるような
予想の斜め上いく展開が各所にあって、
面白かったです。

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