2021年2月26日金曜日

『北の夕鶴2/3の殺人』(島田荘司)読みました。


〈あまり計画は立てないようにしている。
 自分とは別に、人生は人生なりの計画を
 用意しているらしいから。
 自分が望んでつくった計画と、
 彼が何らかのお導きに従って敷いていくレールとが
 重なることはめったにない。
 ぼくの計画が採用される確率は1割もなく、
 百点満点のテストなら2点くらい。
 名前さえ書けたら、出席点としてもらえる
 おまけみたいなものだ。
 なら、名前も書かずに白紙で
 身を任せるほうがいいと思って〉

……どっかで読んだフレーズを
引用しようと思って、
冒頭の「あまり計画は〜」の1文だけ書いたら、
もとの文章をまったく覚えていないのに気付いて、
そのあと、なんとかと意味をつなげようとしたら、
長々となっちゃいました。

そもそも、
誰がどこで書いた文章なのかも覚えてないのに、
引用なんかできるわけないっすよね。

つまりはまあ、
やりたいと思ってもままならないのが人生で、
そんならあんまり「やりたい」なんて考えないで、
時の流れに身を任せれば、
精神衛生上いいんじゃないかと、
そんなことをいっていたんです。
誰がどこに書いたか忘れちゃっている
ぼくが引用したかった文章って。

あらら、
そんなことくどくどと打ち込んでいったら、
こんなに文字が埋まっちゃいました。
だから、いいね、今回はこの辺で。

で、この『北の夕鶴2/3の殺人』。

ふむふむ。面白かったです。
でも、上に書いた内容と、
本の内容はまったく関係ありません。
自分の計画と人生の計画が、
あまり関係していないのと同じように。




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