2018年3月22日木曜日

『ギャグ・マンガのヒミツなのだ!』(赤塚不二夫)読みました。


スティーブン・キングさんの『呪われた町』は、
19世紀末に書かれた小説『吸血鬼ドラキュラ』の
オマージュだったと、つい最近知りました。

つい最近じゃなくて
もうちょっと前から知ってたのは、
小野不由美さんの『屍鬼』が、
キングさんの『呪われた町』を
下敷きにしたってこと。

つまりは、
『吸血鬼ドラキュラ』
→『呪われた町』
→『屍鬼』
というふうにつながっている。

面白い話をつくれる人って、
みんな独創的な想像力を持っていて、
誰も思いつかないような発想をもとに
ストーリーを組み立てていくもんだと、
長いこと思っていたのですが、
一概にはそうとも言えないんですね。

過去から読み継がれてきた作品を
自分の中でかみ砕いてお手本にしてる。

森見登美彦さんの『四畳半神話体系』も、
最初は『リア王』をもとに書き始めたって
聞いた覚えがあるし。

で、この『ギャグ・マンガのヒミツなのだ!』。

「赤塚不二夫さん、お前もか!」でした。
一時代を築くような人は、やっぱみんな
勉強、研究してるんですね。





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2018年3月20日火曜日

『ミレニアム5 復讐の炎吐く女(下)』(ダヴィド・ラーゲルクランツ)読みました。


平日はほぼ毎朝、
スポーツジムでシャワーを浴びます。

同じジムに、いつの間にやらもう7年。

その時間帯に利用してる人の顔ぶれも
だいたい同じで、そのうち何人かとは
挨拶程度の言葉を
交わすようになっています。

でもね。
誰一人として本名を知らないんです。
ぼくの社交性のなさは筋金入りですから。

つっても、自分の頭の中では、
失礼ながら、それぞれの人に
呼び名をつけています。

パッと思い出した順にあげてみると、
サリーちゃん、よし子ちゃん、すみれちゃん
(すみれちゃんだけ女性。あとは、おじさん)
ねずみ男、ぬらりひょん、子泣き爺、
猫娘、メルモちゃん
──ここまでは、マンガのキャラクターだけど、
そうじゃない人もいます。

カマキリの動きを想像させるカマちゃん、
和装したら似合う(見たことないけど)アネゴ、
小学校の時に運動神経抜群で男子顔負けの
元気ハツラツお嬢ちゃんだった山崎咲子。
仮面ライダーに出てきた死神博士もいる。

で、この『ミレニアム5 復讐の炎を吐く女(下)』。

主人公のリスベット・サランデルは、
背中に龍のタトゥーを入れた怖い女の子。
ジムで、ぼくがそう呼んでいた彼女は、
もう2、3年ほど前から、
姿を見せなくなりました。引っ越したのかな。

あ、物語は面白かったですよ。





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2018年3月15日木曜日

『ミレニアム5 復讐の炎を吐く女(上)』(ダヴィド・ラーゲルクランツ)読みました。


読む本を選ぶ基準は、
特にありません。

新聞の広告で良さげな内容だと
思ったものとか、
ネットその他の媒体に載っていた
書籍紹介の引きのあった言葉とか、
読んだ本の中に書いてあった参考文献とか、
人からのオススメ本なんてものあります。

あ、あとは定番で読んでる作家の
新刊本もありますね。

そうして選んだ本のうち、
一冊たりとも、読む前から
「つまらないだろうな」と
わかっている作品はありません。

過剰な期待は持たないまでも、
どこかしら面白そうだと思って
買うんだし、読むんだし。

それなのに、ああ、それなのに。

なぜに、いくらページをめくっても
興味が湧いてこない本、
一生懸命文字を目で追っているのに
頭の中にすんなり入ってこない本、
1ページごと、いや、
3行ごとにアクビが出てきてしまう本、
なんかが登場するんでしょうか。

いや、登場するのはいい。
いいんだけど、
重ならないでほしいんです。
なぜ重なるの。

「菊池にとって面白くない同盟」は
結成しないで、
3カ月に1度程度の単発登場にしてくらさい。

で、この『ミレニアム5 復讐の炎を吐く女(上)』。

「菊池にとって面白くない同盟」を
蹴散らしてくれた本。
続けて下巻を読めば、
蹴散らされたヤツらは、
当分戻ってこないだろうと思います。





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2018年3月13日火曜日

『モノに心はあるのか』(森山徹)読みました。


黒澤明監督の『素晴らしき日曜日』では、
スクリーンの中にいる女優が、
映画を観ている観客に向かって
「拍手をしてほしい」と、
呼びかけるシーンがありましたよね、たしか。
(と、ぼくも、この文章を読まれている方に
 呼びかけてみました)

そんとき、ぼくは、
「おいおい、ぼくに言ってるのかよ、
 ちょっとやめてよ、照れるじゃん」

ってどきまぎして、拍手はおろか、
ただモジモジしていただけでした。

苦手なんですよね、ああいうの。

あの映画は極端な例かもしれませんが、
映画じゃなく、文章だと、
わりと普通に呼びかけ手法は使われるようです。
(さっき、ぼくも使ったし)

読む人が限定されない
新聞や雑誌、書籍なんかのパブリックな文章でも、
「読者の皆さんは、こう思うでしょう」とか
「ご存じですか」なんかはよく見かけます。

さっき、自分も冒頭でやってはみたんですが、

実はぼく、
ほかの人が書いたパブリックな文章で、
あれ、やられるのが、やっぱ苦手なんです。

『素晴らしき日曜日』みたいに、
どぎまぎむずむずしてきちゃう。

「読者の皆さん」って、
三人称的な言い方でもモジモジするし、
ましては「君は」とか「あなたは」
なんて言われたときは、
顔真っ赤にして読んでると思います。

そんな状態で本を読むのは、
なるべく避けたいです。

で、この『モノに心はあるのか』。

呼びかけ手法、多用してました。





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2018年3月8日木曜日

『日本語 笑いの技法辞典』(中村明)読みました。


ニュース番組のスポーツコーナーで、
何かの競技で活躍した
(何の競技だか忘れましたが)
注目の人気選手が
(誰だか忘れましたが)
インタビューに答えていました。

受け答えの中に出てきた
その人気選手の座右の銘は、
監督かコーチに言われた
「練習は裏切らない」
なんですって。

ほいで、それ聞いたとき、
バドミントンをやっていた高校時代を
思い出たんです。

中学からずっと部活を続けて、
高校2年のはじめくらいとき。

それまでは、
テレビに出てた人気選手みたいに、
練習をすればするだけ、
上手くなっていく感じがありました。

シャトルを打たなくても、
素振りだけ、走り込みだけ、筋トレだけ、
そんな練習でも、昨日より今日のほうが、
ちゃんと球に追いつけたり、
狙ったコースに打ち返せたりできた。

でも、その高2のときは、
どんだけ練習しても、
何かが身についた感覚がなく、
逆に何日かサボったあとのほうが、
前よりも成長しているように思えました。

あのときは、
練習に裏切られたように思えて
仕方なかったんです。
生意気なようですが、いわゆるスランプって
ヤツだったんでしょうかね。

それでも、後から考えて、長い目で見れば、
そのときのトレーニングも役に立っていたと、
今さらながら感じてはいるんですけどね。

で、この『日本語 笑いの技法辞典』。

今じゃなく、長い目で見て、
何年か経ってから振り返って、
感想を書くのがいいみたいです。





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2018年3月6日火曜日

『日本語のへそ』(金田一秀穂)読みました。

最近はみんな、
本を読まなくなって嘆かわしい。
読んでいるとしても
必要に迫られて仕方なくの実用書か、
さもなくば自己啓発本だからなあ
……ってことが、
どこに書いてあったのか、
もくしは、どこの人が言ったのか、
確かな記憶はないんですが、
とにかくそんなフレーズが
ぼくの頭の中に残っています。

もしかしたら、
ぼく自身がそう考えていて、
他の人から聞いたように覚えている可能性も、
なくはないんですが、
……いや、やっぱり、ない。

だって、
別に無理して本を読むこともないし、
自己啓発本を読んで
「成功をつかみ取るぞ」って
考える人がいてもいい、
なんて普段から思ってますから。

で、この『日本語のへそ』。

とはいえ、
やっぱ自己啓発本は必要ないな。
少なくともぼくには。
ってなことを思ってしまった本でした。
もっと日本語の成り立ち紹介に
よった内容だと勘違いしてたから。

そうはいっても、
「すいません」
「ありがとう」
ごめんなさい」
の使い分けは面白かったです。
というか、知らなかったです。




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2018年3月1日木曜日

『九紋龍 羽州ぼろ鳶組』(今村翔吾)読みました。


文芸評論家の池上冬樹さんは、
数ある〈小説のつくり方〉的な本の中で、
ディーン・R・クーンツって人の
『ベストセラー小説の書き方』が
いいといっています。

(ぼくはまだ読んでいません。
 だから面白い物語がつくれないんだな……。
 なので、今、次期購入本リストの中に
 書き加えました)

読者ぐいぐい引き込みのアクションを
最初の数ページから、
盛り込まないとダメだとか、

主人公を徹底的にイジメ倒すとか、

そのイジメを、御都合主義じゃなく
納得させる形で乗り越えさせるとか、

そんなことが、
そのクーンツさんの本に書いてあるそうです。

(クーンツさんにはその他にも
 たくさん売れている小説があるみたいですが、
 そんなのもぼくは1冊も読んでません。
 だからか…)

で、この『九紋龍 羽州ぼろ鳶組』。

その池上冬樹さんが解説を書いてました。
解説に、クーンツさんの
『ベストセラー小説の書き方』で
言っていることを、
そのまま実践できているのが
この『九紋龍』だみたいなことを書いてました。

確かに面白いモンな。
売れるだろうなこの本。売れてるのか。





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2018年2月27日火曜日

『ジキル博士とハイド氏』(スティーヴンソン)読みました。



前回はスティーヴン・キングさんの
『死の舞踏』が、やたら大作すぎて
読むのにかなり時間がかかった
(けど面白かった)ってこと書きました。

基本は怖い小説や映画の解説本なんですが、
その本の中で何度も言及される小説が
3つありました。

ホラーのジャンルに含まれる作品は、
今では数え切れないほどごまんとあるけれど、
もとをたどれば、その3つの物語に行き当たる、
みたなことを言ってるんです。

3つは、どれも1800年代に書かれたもので、
一番古いのはメアリー・シェリーの
『フランケンシュタイン』。

どうでもいいけど、
フランケンシュタインって怪物の名前じゃなく
怪物をつくった博士の名前だったんですね。
誤解していました。
だって、『怪物くん』でも、
あれはフランケンって呼ばれてるし。
原作では怪物には名前はないみたいです。
今度、読んでみます。

もう一つは、やっぱり誰もが知っている
ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』。
キングさんの『呪いの町』も、そのオマージュだとか。

で、この『ジキル博士とハイド氏』が、その3つ目。

昔読んだ気もするけど、読んでいない気もする。
いずれにしても今読み終えたことは確かです。
これから、残りの2冊読んでいきます。
最初にこれにしたのは、一番薄かったからです。
キングさんの本はとても厚かったので。





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2018年2月22日木曜日

『死の舞踏』(スティーヴン・キング)読みました。


先日、ツイッターに、
こんな投稿をしました。

「昼休み、帰宅時バス車内、就寝時に
 それぞれ別の本を読むようになって、
 もう何年も経ちます。
 これまで3種の本の中には、
 必ず小説が入っていましたが、
 今気づくと現行はフィクションがゼロ。
 しかも、うち2冊は600頁超の分厚さ。
 なかなか読み終わらず、
 読書ブログのネタが枯渇状態です」

読書ブログとは、つまりこれ。今書いている文章。
なので、このブログがネタ不足なのです。
読み終えるのに時間がかかりすぎて…。

ツイッターで言った分厚い2冊のうち、
昼休みに読んでいるのは、
上下2段になっている630頁。
それが特に難物です。
時々重複した内容が出てきて興が削がれ、
余計に文字を追うスピードも遅くなっていきます。

で、この『死の舞踏』。

分厚い難物のもう1冊。
バス車内で読んでいた本です。
スティーブン・キングさんなのに小説じゃない。
ホラーの作品解説書。
フィクションじゃないのに、
フィクション的に面白い。
こっちは分厚くても、ずっと楽しく読めました。





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2018年2月20日火曜日

『バ・イ・ク』(柳家小三治)読みました。


毎朝ぼくは会社までの約6キロを
走って通っています。

その道々の感想をツイッターなんかで
つぶやいたりしています。

でも、その内容はほとんど、
「きつい」「ヘロヘロ」
「汗だく」「休みたい」「もうダメェ」
などといったネガティブな愚痴ばっか。

だって、本当にきついんですもの。

もういい加減、
走り始めてから丸7年も経とうってのに、
楽になる兆しはなく、
ゼイゼイハアハア言いながら、
やっとこさ足を運んでいる状態です。

仕事で誰かに頼まれてとか、
喰うためにやらなきゃとか、
そんなんじゃないから、
趣味っていえば、趣味なんだから、
せめて、外に向けて発信するときは、
「楽しいよ」「素晴らしい」
「気持ちいいんだなあ、これが」
なんて言いたいです。
でも、言ったら虚しいし……。

で、この『バ・イ・ク』。

小三治さん、
ホントにバイクが好きなんだなぁって、
よーくわかりました。
趣味ってのはそうでなくちゃいかんですよ。





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2018年2月16日金曜日

『DNAの98%は謎』(小林武彦)読みました。


書籍にしろ雑誌にしろ、
特定の分野のことを長く書き続けていると、
はじめは知らなかったこともだんだんわかって、
つくる記事の内容がどんどん専門的になっていく。

これ、やっちゃいけないことだと、
いつも自分に言い聞かせているんです。

いや、読者の対象が、
専門的な人だったらいいんです。

でも、ぼくらのやっているのは
大抵、入門書的な本や
一般向けの新聞・雑誌なので、
小難しいことは、
できるだけかみ砕かなきゃいけない。

それが、ふと気を許すと、
何の前置きもなく専門用語を使ったりしちゃう。

とはいえ、その手加減も微妙なんですけどね。

例えば、「地球温暖化」なんて言葉は、
今でこそ、説明なしに登場させても
違和感はないだろうけど、
昔は「何それ?」だった。

どこまでの言葉だと説明が必要で、
どこからフリーで使っていいのか。
悩むんです。

だから、いつも頭空っぽ状態で、
知識はため込まずにいようなんて考える。
幸いにして、
記憶力は人よりも劣っているようなので、
素のままでいれば、
それで済むことも多々あるようですが。

で、この『DNAの98%は謎』。

おそらくぼくは、
この本の読者対象レベルに
届いてないんだと思いました。





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2018年2月14日水曜日

『夜哭烏 羽州ぼろ鳶組』(今村翔吾)読みました。


去年のNHK大河ドラマ
『おんな城主 直虎』の各回のタイトルは、
過去の映画とか小説とかの題名を
パロってつけていたようですね。

その時間はいつも
家族で観ていたんですが、
年末近くの終盤で
『信長、浜松来たいってよ』の題をみたとき、

「これって、桐島みたいじゃん」
とぼくがつぶやき、そこで娘がすかさず、
「毎回、何かをもじっているみたいだよ」
と教えてくれました。

「げげっ、それって昔、ぼくもやったことがある」
と思い出し、
パソコンの操作解説本で、
各章ごとにつけたタイトルのことが
頭に浮かんできました。

今、その本をひっくり返して
ここに転載しますね。

「傷だらけのフリーター」
「渡る世間はタヌキばかり」
「ど根性エクセル」
「吉中玄子80キロ」
「踊る大寝具販売」
「101回目のスクロール」
「ソートフルライフ」
「ふぞろいの名簿たち」
「定休日にほえろ!」
「降格に一番近い男」
「電卓なんていらねよ、オーナー」
……ほらね。

で、その直虎の最終回は
『石を継ぐ者』でした。
これって、
もとはSFの『星を継ぐ者』ですよね。

で、この『夜哭烏 羽州ぼろ鳶組』。

『星を継ぐ者』は面白かったけど、
作品の完成度からすると、ゴツゴツしてた。
それでも、ゴツゴツは関係無く面白かった。
この『夜哭烏』も、なんかそれに似てました。

(すみません。パロディタイトルの件は余談です。
 余談9割です)





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2018年2月8日木曜日

『花のさくら通り』(荻原浩)読みました。


会社でとっている日経新聞の夕刊には、
週一くらいの間隔で、
ブックレビューのコーナーが掲載されます。

3人の評者が1人3冊ずつ
5段階評価の星印をつける。

少し前のぼくの読んでいた本の
ラインナップには、かなりの割合で
ここの満点評価がつけられたものが
占めていました。

過去形にしたのは、
今は少し違ってきたからです。

各評者の傾向がだんだんわかってきて、
「あの人の5つ星本を読んでも、
 ぼくにとってはたいてい3つ星くらい…」
とか、
「この人は、どんな本でも
 5つ星をつけちゃうから、
 どれがホントのオススメだかわからない」
とか、
「いっつも厳しい評価のあの御仁は、
 どれも読む気にならない」
などなど。

例えば、その評者の一人に
文芸評論で結構有名な北上次郎さんがいます。

評価は、書評文を読む限り、
とてもキチンとしている。
ただ……その満点評価の本をぼくが読むと、
どうにも合わない。
今まで4、5冊試してみましたが、
どれも良さがわからなかった。
面白さの触覚って、人それぞれ、
ちょっとずつ違う方向を向いているんでしょうね。

で、この『花のさくら通り』。

楽しめました。
でも、満点評価をつけるほど、
のめり込むことはできませんでした。
この本の解説で北上次郎さんは、
べた褒めの評価をしているんですけどね。





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2018年2月6日火曜日

『我が名は、カモン』(犬童一心)読みました。


年末くらいが妥当で、
今だと時期が外れている感満タンですが、
去年(2017)に読んで、
「こりゃいいわ」と5つ星をつけた本を
リストアップしときます。
時候無視の年間ベスト本です。

でも、ランキングはつけません。
その時々の気分の評価なので。
( )内は読んだ月と2017読了本の通し番号です。

『砂漠』伊坂幸太郎(1月/7)
『夜のピクニック』恩田陸(2月/15)※再読
『量子力学で生命の謎を解く』ジム・アル=カリーリ(4月/40)
『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦(4月/42)※再読
『PK』伊坂幸太郎(5月/49)
『ちゃんボン食べたかっ!』さだまさし(8月/76)
『中原の虹(4)』浅田次郎(9月/83)
『樹木たちの知られざる生活』ペーター・ヴォールレーベン(9月/88)
『ファインダーズ・キーパーズ(下)』スティーブン・キング(10月/98)
『AX アックス』伊坂幸太郎(11月/99)

で、この『我が名は、カモン』。

今年(2018)最初の5つ星をつけました。





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2018年2月1日木曜日

『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』(今村翔吾)読みました。


子どもの頃って、
内容が面白いとかキャラクターが格好いいとか、
そんな細かなことに関係無く、
ただアニメってだけで、どんな番組でも
楽しく食い入るように観ていたような気がします。

大人に叱られたり、
友だちに意地悪されたりして、
べそをかいてるときでも、

テレビで漫画の絵が動いていると、
瞬時にそれまでのしぼんだ気分も忘れ、
じっと画面の前で
ストップモーションになっちゃう。

あれって、なんででしょうか。

電車の中で、
ぐじぐじと駄々をこねている幼児の前に、
お母さんがスマホに映した
アニメ動画を持っていくと、
コンマゼロ秒で大人しくなるって場面も
何度か見かけました。
あれって、なんなんでしょう。

で、この『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』。

アニメに対して感じた
子どもの頃の気持ちみたいに、
ただそれだけで面白かった。

構成がどうだとか、
人物造形がどうだとか、
そんなことは、どうでもよくなっちゃいました。





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