2020年10月9日金曜日

『御手洗潔のダンス』(島田荘司)読みました。


「それは書物に対して
 失礼なんじゃないの」
と言われる気がしますが、
3種類の本を
同時並行で読み進める習慣は、
もう長いこと続けてるので、
今更どうしようもないと思います。

自分でもわかっている弊害は
あるんです。

特に同じ作者のが重なったとき。

ついこの前もありました。
読み終えたばかりの短編集が
面白かったので友だちに薦めようと、
印象に残ったストーリーを
ネタバレしないように話したんです。

そこまではよかった。
でも、話した直後に
短編集の中にあったハズの
別の話の一場面が頭に浮かんで
「そういえば、
 あの話も面白かったか」
とひらめき、
続けて伝えてあげようとして
……して。

……したんだけど、
その場面の次に
お話がどう展開したのか、
まったく思い出せないんです。

記憶力の軟弱さは自覚してます。
そうはいっても、
それを踏まえたうえでも、
覚えてなさ過ぎ。
空白、ゼロって感じです。
えっ、記憶喪失?

で、この『御手洗潔のダンス』。

友だちに薦めた短編集がこれ。
そして登場したハズの一場面は、
並行して読んでいた
同じ作者の長編に出てきた
シーンでした。本が違ってた。

そっちはまだ読み終えていないので、
記憶にないのは当たり前なのでした。
これが、同時並行読みの弊害です。





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