2016年10月21日金曜日

『チルドレン』(伊坂幸太郎)読みました。


一度行ってみたいと思いながら、
仕事が立て込んでいたり、
予定が合わなかったりで、
まだ体験できないイベントがあります。

真っ暗闇の施設の中を、
目の見えない視覚障害者に
介助されながら探検していく
「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」
という催し。

(ウィキペディアによると
 「エンターテインメント形式の
  ワークショップ」)

今年のはじめくらいに
ここで紹介した
『目の見えない人は世界をどう見ているのか』
って本で知って、

それを主催している人が書いた
『暗闇から世界が変わる
 ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦』
を読んで詳しい内容がわかったら、

「こりゃ一度、自分で体験しなきゃいかん!」
と思ったんです。

当たり前だけどぼくは、
目で見て得られた情報から、
いろんな判断をして、
どうにかこうにか生きています。

でも、本当はこの見えてる情報って、
かなり限定的で、
自分をとりまくぐるりの全部のうち、
ほんの爪のカスぐらいしか
認識できていないんじゃないかななんて、
勘ぐっているんです。

んで、逆に
目からの情報が入ってこない人のほうが、
もっと本質的な情報を
入手できているんじゃないかなって
思ったりするんです。

で、この『チルドレン』。

ダイアローグ・イン・ザ・ダークには
まだ行ったことないけど、
そこで体験してきたような感じがしました。





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