2020年6月4日木曜日

『逆ソクラテス』(伊坂幸太郎)読みました。


1カ月ほど前、
新しいパソコンを仕入れました。

これを書いているのもそのマシンです。
前に使っていたのが、たびたび
「問題が発生したのでシステムを終了します」
とかいって、
予告もなしに再起動するようになって、

それでも騙し騙し使えていたんですが、
「でも待てよ、もし何をやっても
 動かなくなったら、
 仕事がパンクしちゃうじゃないか」
と気づき、

そうなる前に同じシリーズの
最新版を買ってきました。

始めの1、2週間ほどは、
データをあっちにやったり、
こっちにやったり、
新旧2台を並行して使っていました。

断然新しいほうが
動きはスムーズなんですが、
並行使いしていると、
旧マシンでも、
それなりにオーケーじゃんなんて思って、
突然ストップ症状さえなければ、
もっと長く使ってても
よかったのになあと
古き良き友だちに語りかけたりして。

それでも最新くんへの移行は
どんどん進み、今では
旧友くんの電源を入れるのも
週に一度くらいになってしまいました。

そうなると、どうでしょう。
1週間ぶりに動かす
彼の動きのスローさが身にしみてきて、
今の速度に慣れちゃった自分に対し
「いい気になるなよ」
みたいな気持ちがわいてきます。

で、この『逆ソクラテス』。

面白かったです。
表紙を見てなぜか「最新くん」という
イメージがわいてきたけど、
中身は「旧友くん」的な親密さでした。





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