読む本を見つけるのに
ときどき参考にしているのが、
日経新聞の夕刊に
1週間に一度載っている書評です。
たしか「目利きが選ぶ3冊」ってタイトルで、
3人の選者がそれぞれ3冊紹介して合計9冊に、
短い文章と評価星(5つ星が満点)をつけています。
「選ぶ」ってタイトルをつけてるだけあって、
各選者がいい本だと感じた本を並べているんでしょう。
星の数が1つしかついていないものは、
今まで見たことありません。
(2つは何回かあります。選者の先生もしくは編集者が、
この書評原稿の締め切りまでに、平均以上の点数を
つけられる本と出会えなかったんでしょう)
逆に5つ星はいつも目にしていて、
特に時代物を専門にしている先生は、
毎回大判振る舞いで、
選んだ3冊すべて満点状態なのはいつものことです。
ファンタジー評論家という肩書きの先生は、
たいていが4つ星まで、たまに5つ星が出ると、
ぼくは迷いなく、その本を求めて本屋さんに行きます。
で、この『宇宙(そら)へ(下)』。
ぼくの記憶では、
ファンタジー先生はこの本に4つ星をつけていました。
まあ妥当な線だなと、読み終えて思った次第。
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