お風呂が楽しめる施設が好きです。
スパとかクワハウスとかスーパー銭湯とか、
そういうところ。
その中で、なぜか高ポイントをつけちゃうのが、
漢方的な薬草のお風呂があるトコ。
お湯が焦げ茶色してて、
ぎゅぎゅっと濃縮した麦茶の香りに
ヒノキの香りを加えたような匂いのするヤツ。
自宅近くのさやの湯ってとこでは、
スチームサウナで、その漢方薬草みたいなのを
使っていて、蒸されながら、
あの独特のにおいの中に身を置くことができます。
とはいえ、
その漢方風呂が大好きなかっていうと、
実はそうでもないんです。
どちらかというと、
普通にあるアワアワのジャグジーのほうがいいし、
サウナ横の水風呂のほうが好き。
だから漢方風呂には長くは入りません。
においに息がつまりそうになっちゃうし。
でも、入るとなんかチクチクするような、
ほかとはひと味もふた味もちがうでしょ
みたいな漢方風呂は、あってほしいんです。
福神漬けが特に好きってわけじゃないけど
カレーにはついていてほしい、みたいに。
で、この『魔王』。
漢方風呂みたいなだなと思いました。
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
**********************