2014年6月27日金曜日

『魔王』(伊坂幸太郎)読みました。

お風呂が楽しめる施設が好きです。
スパとかクワハウスとかスーパー銭湯とか、
そういうところ。

その中で、なぜか高ポイントをつけちゃうのが、
漢方的な薬草のお風呂があるトコ。

お湯が焦げ茶色してて、
ぎゅぎゅっと濃縮した麦茶の香りに
ヒノキの香りを加えたような匂いのするヤツ。

自宅近くのさやの湯ってとこでは、
スチームサウナで、その漢方薬草みたいなのを
使っていて、蒸されながら、
あの独特のにおいの中に身を置くことができます。

とはいえ、
その漢方風呂が大好きなかっていうと、
実はそうでもないんです。
どちらかというと、
普通にあるアワアワのジャグジーのほうがいいし、
サウナ横の水風呂のほうが好き。
だから漢方風呂には長くは入りません。
においに息がつまりそうになっちゃうし。

でも、入るとなんかチクチクするような、
ほかとはひと味もふた味もちがうでしょ
みたいな漢方風呂は、あってほしいんです。
福神漬けが特に好きってわけじゃないけど
カレーにはついていてほしい、みたいに。

で、この『魔王』。

漢方風呂みたいなだなと思いました。


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