2014年6月25日水曜日

『魔法使いとランデヴー』(野尻抱介)読みました。

ちょっと前までは、テレビとかで競馬を見ると
「駆け引きなんかしないで、
 ずーっとトップスピードで走れよ。
 途中ゆっくりで力をためておいて、
 最後だけだだーっと追い抜かすなんて、せこい」
なんて思っていました。

でも今はそうは思いません。

馬だって人だって、
長い距離をずっとトップスピードで
走り続けることはできないって
わかったからです。

そう、ここ数年続けている
毎朝のランニング通勤で実感したこと。
5キロの道のりを
全力疾走しようと思ったことはありません。
でも、何かの拍子に、
わーっとダッシュしてみたくなって、
数十メートルやってみたことはあります。
……そりゃあ、へばるへばる。

ダッシュのあとは、
歩いたほうが速いんじゃないかと思えるくらいに、
のろのろへろへろ走りに変わっています。

やっぱ長くやっていこうと思ったら、
息抜きというか、力を抑えるというか、
そんな時間もなくちゃいけないんでしょうね。

で、この『魔女とランデヴー』。

ロケットガールシリーズの4巻目。
1巻、2巻はトップスピードだと思いました。
でも、3巻目から速度は落ちて、
この4巻目もちょっと息がきつそうな感じでした。




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