2024年1月23日火曜日

『剣客商売1』(池波正太郎)読みました。

 

昔々の思い出なんかは覚えていて、
最近の出来事になると忘れてしまうってのは、
年寄りになればなるほどよく見られる認知機能の
ぎくしゃく現象らしいですね。

もちろん、
サザエさんのお父さんの波平さんより6才も
年上のぼくなので、その脳みそぎくぎく状態は
多分にあるんですけれど
(というか、昔とか今とかにはかかわらず
 記憶力そのものが軟弱ですが)
それに加えて最近気になっているのが、
覚えているエピソードがいつだったのか、
そのイベント発生時から現在までの期間が、
どうにもあやふやになっていること。

時間の認識力っていえばいいでしょうか。

あの久々に会った友だちと2人で飲んだのは
いつだったか、頭の中がごちゃごちゃしてたり。
たしかあのときは、マスクもしてなくて、
コロナ前だったはずと思い込み、
だとすれば、もう4、5年はたってる。
ほーほそんなになるかと一度は納得し、

それでも、いや待てよと、
待ち合わせ場所とかをやりとりするメールが
残っているかもとメーラーを検索してみたら、
ありましたありました。

あれ? 2022年5月じゃん。
つーことはまだ2年もたってない。
でもぉ…。

それってたぶん、
もしメーラーの日付が2010年とか相当前でも
「ふーん、そんなになるんだ…」
と受け入れてしまうんだろうな。

で、この『剣客商売』。

鬼平で池波さんにはまったのは
2、3年前だと思ってたけど、
既読リストたぐってみたら約15年前でした。
そんなにたっても、本の好みは変わっていないようで、
また、マイブームが始まりそうです。

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