2019年1月29日火曜日

『童の神』(今村翔吾)読みました。


恩田陸さんの『蜂蜜と遠雷』のことを
書こうと思って、さっき、
既読本リストでいつ読んだのか
探してみたら、2016年12月でした。

あらら丸2年も過ぎてる。

つい数週間前に読み終わったと
思っていたのに……。
って、
「光陰矢のごとし」について触れようと
思ったわけじゃなく、その本のこと。

というか、その本のとった賞のこと。

『蜂蜜と遠雷』は、
そのときの直木賞を受けた作品でした。

受賞作が発表になる前、
候補の5作品のうち、
ぼくはこの恩田さんの作品と、
森見登美彦さんの『夜行』の2つを
読んでいました。

森見さんの小説は好きで
全部読んでいるから、
その流れでこなしていたんです。

「全部読み」ってことは
世間的にいえばファンといえるでしょう。
でも、その身内びいきみたいな
ハンディを加えたとしても、
『蜂蜜と遠雷』のほうに1票でした。
(もちろん、ぼくが選考委員ではありませんが…。
 そんな冗談を口にするだけでもおこがましいです)
そう、結果は予想通りの順当でしたね。

で、この『童の神』。

今この文章を書いている時点では
発表されていませんが、
この作品も直木賞候補みたいです。
そしてこの前読んだ
森見さんの新作も同じく候補。
蜂蜜のときほど差はないけど、
童に1票かな。





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