2013年2月27日水曜日

『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席 2』(J.K.ローリング)読みました。


外部のライターさんに仕事をお願いして、
「このクオリティじゃ、使えないでしょ」
ってモノを納品されたら、
たいていは、そのときの1度きりの
お付き合いになっちゃいます。

この人は、
いつもそういうレベルの仕事をしている人なんだ。
ぼくとは違う価値観で暮らしているんだから、仕方ない。
そう自分を納得させて、再度の依頼はしなくなっちゃう。

でも、そんな人でも、何かの間違いで
2度目のお仕事をお願いしちゃうことがあります。
時間がたち過ぎて前のことを忘れちゃってたとか、
ほかの人がどうしても見つからなかったとか。

なぜ、その人に2度目の依頼をしたかは
覚えていないんですが、
1度懲りたはずの人に、再度、
原稿書きの仕事をお願いしたことがありました。
納品されるものは、ある程度覚悟していて、
あとでぼくが手を入れればいいと思っていたんです。

で、出てきた原稿を確認すると「あれっ、結構いい」。
でもでも、よくよく読み返してみると、
なんか既視感が……。
おっかしいな、なんでかなぁって考えてみました。

したら!
ライターさんに渡した資料のほぼ丸写しだったんです。
文章の構成は、資料のままで、
語尾とかだけ、ちょこちょこと申し訳程度に変えてある。
いやいや、それりゃないでしょ。
そんときは、結局、最初から自分で書きました。ぐすん。

で、この『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席2』。

続き物です。んで1巻目は面白いとは思えませんでした。
それでも、果敢に挑戦した2巻目。
2巻目の最初のほうはよかったんです「あれっ、結構いい」。
でもでも、読み進めていくと、
やっぱ1巻目と同じでした。ぐすん。

カジュアル・ベイカンシー 突然の空席 2
J.K.ローリング
講談社 (2012-12-01)
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