2022年4月12日火曜日

『慈悲深い死』(ローレンス・ブロック)読みました。


数年前、
池波正太郎さんの鬼平シリーズにはまり、
20冊以上ある文庫本をせっせせっせと仕入れて、
真夏にマラソンをしたあとで
蛇口から流れる水に口を開き
ごくごくと飲み下すように
むさぼり読んだ覚えがあります。

それと
山田風太郎さんの忍者シリーズも同じように、
本屋さんの棚で見つけるたびに抜いて、
にやにやしながらレジに持って行ってました。

それらのラインナップは、今も自宅の本棚に
かなりのスペースを占め鎮座しています。

どっちも、もう作者は亡くなっていて、
最初の刊行からは何年もたっているにもかかわらず、
それほど苦労しないで新刊書店で入手できた。

ロングセラーっていいですね。

でも、へそ曲がりのぼくが気に入ってはまる本は、
みんなが長いこと読み継いでいるような
ものばかりではありません。

鬼平や忍者シリーズみたいな
やつのほうがめずらしい。

そういえば、
木枯し紋次郎シリーズもはまったけど、
文庫で十数冊出てるはずなのに
半分くらいしか売ってなくて、
そのままになってるんだよな。

そんな中で、最近見つけたのが、
ブックオフのサービスでした。
お金が作者に戻っていかない古本は、
なんとなく後ろめたくて、
あまり利用していなかったんですが、
普通の本屋さんにないんだから仕方ないです。

欲しい本が入荷したら
メールで知らせてくれるってツールを使い、
あれよあれよの間に、
読みたい本が揃っていきます。

で、この『慈悲深い死』。

今のマイブームであるブロックさんの本です。
ツールのおかげで入手。よかったです。
このアル中探偵シリーズは
コンプリート(2冊は積ん読棚で待機)。
あとは泥棒シリーズを1冊残すのみです。




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