2019年12月26日木曜日

『白銀の墟 玄の月(1)十二国記』(小野不由美)読みました。


一度試してみたい本の読み方があります。
作者名を隠して1冊を通読し、
その著者を当てること。

(書いてて思いついたんだけど、
 タイトル隠して読み終えたあと、
 自分で好きな題名をつける
 ってもの面白そう)

今まで読んだことのある作家の
未読作品限定にして、
頭の中にある
既読の文体と比べて推理する。

文章だけ物語だけ、
その中身だけを見て、
誰が書いたか当てるんです。

この目隠し読書ゲームへの挑戦、
ときどき思い出すんだけど、
なかなかやれません。

誰かに頼めば
作者名をマスキングした本を
用意してくれるかもしれないけど、
そんなこと人に頼むのはめんどいし、

自分でやろうと思っても、
著者名を見ないで
買う(or 借りる)方法もわからない。

もしゲームができたら、
全問正解できるのは
池波正太郎作品だと思います。

池波さんの本なら最後まで読まなくても、
任意に開いたそのページだけ見れば
判断できそう。

あとは誰かな……。
あ、ピンポイントの著者名じゃなく、
その作家の性別を当てるってもの面白いかも。

で、この『白銀の墟 玄の月(1)十二国記』。

この本で、目隠し読書ゲームをして
作者の性別を当てようとしたなら、
きっとぼくは「男性」って答えるでしょう。





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