2019年12月17日火曜日

『地獄めぐり』(加須屋誠)読みました。


フェイスブックのタイムラインでは、
誰かの誕生日になると
「おめでとう」「ありがとう」
の投稿が並びます。

「ハッピーバースディ」って言葉も
たくさん出てくる。

そしてぼくはその文字を見ると、
なぜか、さだまさしさんの曲
「HAPPY BIRTHDAY」が
頭の中に流れます。

「昨日までの君は死にました〜」ってヤツ。

結構マイナーだと思うので
知らない人のほうが多いかもしれません。

なぜかあの定番の
「ハッピバ〜スデ〜ツ〜ユ〜♪」じゃなく、
さださんなんです。不思議です。

あと、もう一つ。
いつも行くスポーツジムのロッカーは、
そのつど4桁の暗証番号を
設定して使います。

「ピッ、ピッ、ピ、ピ」と数字を押し、
最後に「入力」ボタンを「ピッ」とする。

その音のつながりが
「パッパッパヤッパ」という
金井克子さん曲「他人の関係」
のリズムに聞こえてしまうんです。

そうすると、
ロッカーから2つ下の階の
プールに行くまでの間はずっと
「会うときにはいつでも〜」
という少しハスキーな声が頭の中に響き、
それに合わせて階段を
ぴょんぴょんしています。

ほかにも、
トンボを見かけると長渕剛さん、
卒業式って文字なら青春時代、
奮闘努力の四字熟語だと寅さんなどなど、
脳内BGMのスイッチを入れるものは
いっぱいあります。

で、この『地獄めぐり』。

この本のタイトルも、
頭の中にあるレコードに、
針を落とす起点になりました。

まったくベタですけど、
山本コータローさんの『岬めぐり』。

いずれにしても
選曲が全部古いのは仕方ないです。
それだけ地獄に近いお年頃だってことで。





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