一般的に風邪は嫌なもので、
流行る時期には、
手洗いやうがいを入念にして、
マスクなんかで「来るな」と防御して、
びくびく過ごします。
ちょっと前までは、ぼくもそうでした。
それがいつぐらいからか、
「実は風邪って、
そんなに大したモンじゃないのかも」
って思うようになり、
そんな時期に
『風邪の効用』ってな題名の本を見つけ、
読んでみると、
嫌なモノどころか、
健康にいいみたいなことも
書いてあったりして、
「いやいや、風邪をひくのは
健康じゃないだろう」
と思ったりもするものの、
それでも、きゃーきゃー言うほど
忌み嫌うほどではないとの考えは
深まっていき、今に至っています。
だって、長くても1週間くらい、
ノドがヒリヒリしたり、
鼻がぐずぐずしたり、
コンコンうるさかったりするのを我慢すれば、
もとの調子に戻っていくんだから。
やたら騒ぎになるインフルエンザも
同じかなって。
で、この『クジラアタマの王様』。
とっても面白かったです。
でも一つだけ。
インフルエンザが大したことないと
思うようになる前に読んだら、
もっと面白かったと思います。
**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
**********************