2019年9月19日木曜日

『クジラアタマの王様』(伊坂幸太郎)読みました。


一般的に風邪は嫌なもので、
流行る時期には、
手洗いやうがいを入念にして、
マスクなんかで「来るな」と防御して、
びくびく過ごします。

ちょっと前までは、ぼくもそうでした。

それがいつぐらいからか、
「実は風邪って、
 そんなに大したモンじゃないのかも」
って思うようになり、

そんな時期に
『風邪の効用』ってな題名の本を見つけ、
読んでみると、
嫌なモノどころか、
健康にいいみたいなことも
書いてあったりして、

「いやいや、風邪をひくのは
 健康じゃないだろう」

と思ったりもするものの、

それでも、きゃーきゃー言うほど
忌み嫌うほどではないとの考えは
深まっていき、今に至っています。

だって、長くても1週間くらい、
ノドがヒリヒリしたり、
鼻がぐずぐずしたり、
コンコンうるさかったりするのを我慢すれば、
もとの調子に戻っていくんだから。
やたら騒ぎになるインフルエンザも
同じかなって。

で、この『クジラアタマの王様』。

とっても面白かったです。
でも一つだけ。
インフルエンザが大したことないと
思うようになる前に読んだら、
もっと面白かったと思います。





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