2019年8月6日火曜日

『未必のマクベス』(早瀬耕)読みました。


食べ物の好みは人それぞれで、
とっても尊敬できる人が
「あの店は美味しい」
と言ったからといって、
自分も同じように感じるとは限らない。

(実は、どんなに話を盛ったとしても
 「舌が肥えている」とは
 自称できないんですけどね、ぼくは。
 だから、美味しいか、まずいかの判断は
 ホントのとこ、できないんだけれども…)

その好みが、どうしても合わない
友だちがいるんです。

実名挙げるのも何なので、
とりあえずここでは
粟津くんとしときましょうか。
アワズ君ね。

彼は、食べ物屋さんを回るのが好きで、
アソコがいい、ソコはダメと、
何かある度に教えてくれるんです。

気に入った店は、
何度も繰り返し薦めるもんだから、
こっちも根負けして行ってみる。

すると、ことごとく
ハズレちゃうんです(ぼく的に)。

だらからまあ、最初にいったように、
好みは人それぞれなんですわ。

で、この『未必のマクベス』。

期待していなかったんです。
だって、食べ物じゃないけど、
本の嗜好で、
どうしても合わない友だちが
薦めた本だったから。

だけど今回だけは違いました。
面白かった。
今度は、アワズ君のオススメ店にも
なるべく行くようにしよっと。





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