2019年8月22日木曜日

『雲霧仁左衛門 前編』(池波正太郎)読みました。


まったく同じ内容の文章でも、改行の有り無しに
よって読む速度が変わるのかどうか知りたいです。

いや、是が非でも答えを聞きたい
ワケではないですけどね。
その証拠に自分で検索すらしてないし…。

えーっと、例えば最初の一文を、

 まったく同じ内容の文章でも、
 改行の有り無しによって
 読む速度が変わるのかどうか
 知りたいです。

と、書くのと、
ずらずらと一行に続けるのと、
読んで理解する速度に違いがあるなら、
その微妙な差は
一体どれほどのものなのかってこと。

それ、音読では同じだと思います。
改行は声に出せないだろうから。

なので黙読の場合です。
そんなことを研究した人がいるとは思えず、
結果は出ていないと思いつつ、
ぼくの感覚では、
やはり改行があったほうが
速いんじゃないかと予想してます。

ずらずら書きだと、
目線は必ず移動しなくてはいけないけど、
細切れ書きなら、
1つの視点で全部の文字が目に入ることも
あるだろうからってのが理由。
ちゃうなか。

で、この『雲霧仁左衛門 前編』。

池波さんの相変わらずの細切れ書き。
大好きです。
紙の余白がもったいないように思えるけど、
その軽い後ろめたさからくる
微妙なムズムズ感も好きです。





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