2019年7月4日木曜日

『今昔百鬼拾遺 河童』(京極夏彦)読みました。


多々良勝五郎というキャラクター名を
目にしたとき、
「前にも出てきた!
 ……けど、どの作品だか忘れた」
となりました。

そんなとき、
今のスマホ世代もしくは
IT化どっぷり世代の若者であれば、
「まず検索」でしょう。

ぼくも一応、
検索のケの字くらいは思いついたんです。
でも、しなかった。

自分の本棚には必ずあると思い込んでいたので、
めぼしいものを引っ張り出してはページをめくり
「これじゃない」とか言いながら、
片付けが面倒になるから、見たらしまい、
次のを引っこ抜いてパラパラ斜め読みして、
また、しまい……なんて格闘を
本棚の前にあぐらをかいて
1時間ほどしてました。

そんだけやりゃ、見つかります。

あったあった。
『今昔続百鬼 雲』でした。

そのあと、
検索したって同じように手間はかかるだろうと思い、
さわりだけやって「ほらね、やっぱり」と
ほくそ笑みたいがために、
多々良勝五郎の名を打ち込んだら、
0.32秒で見つかりました。
これからは、まず検索します。

で、この『今昔百鬼拾遺 河童』。

やっぱ、オモロイです。
多々良勝五郎先生、登場します。





**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************