2019年7月17日水曜日

『日日是日本語』(今野真二)読みました。


ぼくの脳みそは、
パソコンにたとえれば
ハードディスクの容量が少ない
低スペックなつくりなので、

多様な面白ネタを記憶のディスクに
しまい込んでおくことができず、

結果として、
いつもいつも新鮮な話題を
涼しい顔して披露するような文章は
書けないのです。

だから、ある程度ネタは
使い回すことになります。

確信犯的にやることもあるし、

(「確信犯」は、辞書に
 「ある行為が問題を引き起こすことを
  あらかじめわかっていながら、
  そのようにする人」とありました。
 その意味で使っています。
 この文言の入力時に
 〈間違った使い方だよ〉的な
 チップが出たので一応ことわっておきます)

前に使ったことを
まったく忘れていることもある。

そんで今回は「確信犯」。

表現の間違いなどを指摘してくれる
校正者から聞いた話です(たぶん二度目)。

一つの文章の中で、
同じ言葉なのに違う書き方を
してはいけないといわれます。

「表記は統一しましょう」って。

ぼくはそのルールを
「なんで?」って校正の人に聞いたんです。

すると
「読んでいる人が混乱するからです。
 同じなのに表記が違えば、
 異なるモノを示していると
 思われてしまうからです」
と教えてくれました。
ああ、そうなんですね。
そうでしょうね。

で、この『日日是日本語』。

そんな表記の違いなんかを、
重箱の隅に穴を開けてしまうほど
突っ込んで考えている
学者さんの本でした。

この本の中で「読む」という言葉が、
漢字と平仮名の2種類の書き方で
表記されています。
きっと何か意味があるんだろうけど、
残念ながら、ぼくには読み解けませんでした。
低スペックです。





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