2019年5月16日木曜日

『カッコーの歌』(フランシス・ハーディング)読みました。


集中力がついていきたのか、
脳の機能がおとろえて
マルチな処理ができなくなり
1つのことだけしかできないように
なっているのか、

原因はよくわかりませんが、
ここ数年、周りで雑音がしていても、
読んでいる本の内容が
すすっと頭に入ってくるように
なった気がします。

昔は、喫茶店に入って
本を読もうと思っても、
そこにかかっているBGMが気になって、
目で追っている文章の内容が
すこんすこんと
耳穴から抜けていくようで、
ページをめくる手は
ほとんど停滞していました。

人が話しているラジオなんかが
流れていたら、もっとダメで、
本の文字は文字じゃなく
意味をなさい模様に
見えてきちゃいます。

隣の席で話している会話の声が
大きかったりしたら、読書は諦めます。

ところが最近は
そうしたジャマーたちの威力が
貧弱になっている気がして、
読書がスムーズに
できるようになっている。

あ、歳をとって耳が遠くなったとか。
いや、そういうわけでも
なさそうですけどね、
自己健康診断の結果からすると。

で、この『カッコーの歌』。

雑音減退で読書集中の流れの中、
それって単に勘違いなかって
思わせたのが、この本でした。
少しの雑音でも、内容が
まったく頭に入ってきませんでした。
なんでだろ。





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