前回もそうだったんですが、
誰が誰に向けて言ったことなのか
忘れているけれど、
内容は覚えているセリフ。
それ、引用したいと思います。
覚えている内容から察するに、
ベテランのライターさんの説いた、
ぺーぺーのライターさんに向けた
言葉のようです。
もしかしたら、
学校で先生に言われたこと、
もしくは、
講演会とかで壇上でしゃべっていた
どっかの先生の言葉かもしれません。
前置きはそれくらいにして
そのセリフがこれ(↓)
「物書きの仕事を続けていくなら、
キャリアの中のどこかの時点で、
量だけをこなす時期がないとダメ。
それまでやっていた仕事量の
2倍や3倍くらい原稿を書く。
1、2年はそうした期間を持つべきだ。
その間はクオリティも気にせず、
ただ量を増やすことだけを考える。
つまりは書きなぐる」
ぼくは、この教えみたいなものを、
自分から意識してやったことは
ありません。
ビビリなぼくは、
クオリティを落とすことは
すなわち
仕事がもらえなくなってしまうこと
だと考えているので、
そんな恐ろしいことはできず、
「これ以上請けたら、
どれもこれもやっつけ仕事になっちゃう」
と思ったときには、
「申し訳ありませんが、今は手一杯で…」
と依頼をお断りしちゃうんです。
よくよく考えると、断るほうが
仕事のもらえなくなる可能性は高いのかな…。
だから、
そのベテランだか、先生だかは、
ありがたい教えを説いていたのか。
で、この『小説 映画ドラえもん のび太の月面探索記』。
そういう時期にできた作品なのかな
と感じました。
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