2019年3月5日火曜日

『公正的戦闘規範』(藤井太洋)読みました。


今『理科系の作文技術』という本を
読んでいます。

再読です。というか何度目か
わからないくらいの読み返しです。

そんなに読んでるのに、
ぼくの頭に入っている事柄は
ホントに少なくて、
毎回初体験みたいに、
勉強させられてます。

今回、「ああそうだよな」と
思ったのは以下の部分。

引用すると、
「書くことに慣れていない人は、
 誰が読むのかを考えずに
 書きはじめるきらいがある。
 (中略)
 読者が誰であり、
 その読者はどれだけの予備知識を
 もっているか、またその文書に
 何を期待し、要求するだろうかを、
 十分に考慮しなければならない」

仕事で、他の人の書いた文章に
手を入れるとき、よく感じていたことを
ズバッと示してくれました。

でも、小説の場合、
どの層を読者対象にするかって、
難しいとこですよね。

で、この『公正的戦闘規範』。

流し読み的にやっつけちゃうと、
ついて行けないところが約6割。
注意深く読解しても3割はこぼれる。
どうやらぼくは、
この本の想定読者対象には
未熟すぎるようです。





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