2018年10月25日木曜日

『ある世捨て人の物語』(マイケル・フィンケル)読みました。


「宇宙人に会ったら
 どんな質問をしますか」
だったか、
「神様に聞きたいことを
 3つあげてください」
だったか、もしくは
「数千万年後の未来人に
 聞きたいことは何?」
だったか、
はっきりとは覚えていないのですが、
そんな感じの問いかけに対し、

「あなたは孤独なんですか?」か
「孤独に耐えられる方法を教えてください」か
「孤独は排除できますか?」とかいう答えを
した人がいました。

有名人に「こんな質問をしました」みたいな
雑誌の企画だったのかなあ。

とにかくはっきりとは覚えていないので、
こんなにだらだらと書いちゃいました。

ま、言いたかったのは、
その答えが、
ぼくにはとても変に思えたってことです。

「なんで、そんなに孤独を嫌がるんだろう」
と思ったんです。

よくよく考えるとこれまでの人生で、
本当にたった1人だけになり、
長い間その状態が続いていたことはない。

だからなんでしょうか。
孤独って、憧れのようなものでこそあれ、
排除したいとか、耐えきれないとか、
そんな否定的なものじゃない気がしてて。

で、この『ある世捨て人の物語』。

面白かったです。
ぼくが思う孤独って、
まったく次元の低いものだったようです。





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