最初の1巻に手をつけると、
たいていは、そのシリーズの
最終巻まで読み通します。
そうしないと本のお化けに
取り憑かれるような気がして、
なんだかムズムズしてきちゃうのです。
だから、面白いのはもちろん、
面白くなくても、とりあえず最終巻の
最後のページまで目を通す。
それやって良かったなと思うのは、
二十数巻あった鬼平犯科帳でしょ、
確か三十巻以上あった
山田風太郎ベストコレクションでしょ、
シャーロックホームズでしょ、
とまあ、いろいろあります。
それらは、
有意義な時間を過ごせたと思える例。
ほんで逆に、キツいなと思いつつも、
取り憑かれちゃいかんと思って、
最終巻までこなしたのは、
題名は忘れたけど、
受験勉強のための英文法解説本たしか10巻くらい、
それからやっぱり題名はうろ覚えの、
俺の妹がなんたらかんたらって作品、
それも10巻以上ありました。
で、この『柳家小三治の落語(9)』。
この9巻が最終巻のようです。
このシリーズは、有意義バーションでした。
この倍の冊数があってもまだ大丈夫な感じです。
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