読み終えたのは8月12日、
これを書いているのは8月25日。
いつの間にやら、
2週間ほど過ぎてしまいました。
ぼくの脳内記憶システムは、
常に新しい情報を入手できるように、
半日前のあれやこれやの出来事を
覚えておくことはせず、
すぐに消去して記録スペースを
空けておくようにできています。
なので、
それ以前に読んだ本の内容は、
ほとんど覚えていないのが通常です。
(つまり1日たつと忘れる)
それでも、システムのバグなのか、
入手した情報の特殊性なのか、
詳細までは思い出せないにしても、
かなり長く印象に残る作品もあります。
そんな耐久性のよいものは、
大まかに分けて2種類。
一つは、五つ星をつけるような、
「わーホントによかった」と思える作品。
そしてもう一つは、
どうしても興味がわかず、
「もっとこうすれば、
ぼくの趣味に合うのにな」とか
「その設定はちょっと無理があるでしょ」とか、
読んでる途中に
いらぬツッコミを入れちゃう作品。
そうした両極端な作品ほど、
頭に残る期間が長いんです。
で、この『溺れる月』。
読み終えたのは8月12日。
これを書いているのは8月25日。
この期間って長いです。
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