2018年7月10日火曜日

『隣のずこずこ』(柿村将彦)読みました。


今、ウィキペディアを確認してみたら、
iPhoneが最初に発売されたのは
2007年になってました。

それからまだ10年ほどしか
たってないんですね。

猫も杓子もスマホ時代になるまで、
発売後5年くらいかかったとして2012年。
そのとき生まれた子は今6歳。

みんながあの薄っぺらい板の上を
指でスリスリする様子を見て
育ったことになりますね。

その2012年の頃、
小学校の高学年から中高学生くらいだった子
(歳でいうと10〜18歳くらい)は、
もう当たり前で生活の一部に溶け込んでる。

2012年から今は6年たってるわけだから、
その頃の子たちも20歳前後の
いい若者になっている計算です。

とすると、
そうした世代がもし小説なんかを書くと、
何らかの形で物語の中にスマホが
登場するのが当然じゃないかと、
使いこなせぬオヤジのぼくは思うのであります。

で、この『隣のずこずこ』。

ネットによると、著者さんは24歳。
でもでも、お話の中に
スマホは出てきませんでした(たぶん)。

だからなのかもしれませんが、
こういう話、かなり好きです。





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