2018年2月14日水曜日

『夜哭烏 羽州ぼろ鳶組』(今村翔吾)読みました。


去年のNHK大河ドラマ
『おんな城主 直虎』の各回のタイトルは、
過去の映画とか小説とかの題名を
パロってつけていたようですね。

その時間はいつも
家族で観ていたんですが、
年末近くの終盤で
『信長、浜松来たいってよ』の題をみたとき、

「これって、桐島みたいじゃん」
とぼくがつぶやき、そこで娘がすかさず、
「毎回、何かをもじっているみたいだよ」
と教えてくれました。

「げげっ、それって昔、ぼくもやったことがある」
と思い出し、
パソコンの操作解説本で、
各章ごとにつけたタイトルのことが
頭に浮かんできました。

今、その本をひっくり返して
ここに転載しますね。

「傷だらけのフリーター」
「渡る世間はタヌキばかり」
「ど根性エクセル」
「吉中玄子80キロ」
「踊る大寝具販売」
「101回目のスクロール」
「ソートフルライフ」
「ふぞろいの名簿たち」
「定休日にほえろ!」
「降格に一番近い男」
「電卓なんていらねよ、オーナー」
……ほらね。

で、その直虎の最終回は
『石を継ぐ者』でした。
これって、
もとはSFの『星を継ぐ者』ですよね。

で、この『夜哭烏 羽州ぼろ鳶組』。

『星を継ぐ者』は面白かったけど、
作品の完成度からすると、ゴツゴツしてた。
それでも、ゴツゴツは関係無く面白かった。
この『夜哭烏』も、なんかそれに似てました。

(すみません。パロディタイトルの件は余談です。
 余談9割です)





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